『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

2006-01-01から1年間の記事一覧

梅雨の空

『梅雨の空』 夕空に 群れ飛ぶトンボ まなこ遠くを 飛ぶトンボ 青空が見えたら 教えておくれ どんな 重たい心でも どんなに 辛い今夜でも 誰もがみんな ほほえむような 誰もがほっと 安らぐような 青空見えたら 教えておくれ そうっと とどけるから あのひと…

どうなんだろう

直接は関係ないのに、↓の方のコメで、泣かない男の人の話があって何故か思い出した風景です。 その日、図書館に出かけた私は、借りてきた本を入れた結構重いバックを抱え、バス停近くで人を待ってました。そこに、こんな声が。 「だから歩くの嫌だっていった…

エール

この間JRに乗りました。人の流れに沿って、階段を下りようとしたとき、ふっと思い出した光景に、思わず足が止まったんです。 実は、私の足の左のひざ小僧の少し下には、横一文字に大きな傷があります。といっても、今ではよっぽど側によっても、そしてじっく…

『闇』 草のにおいがした 小川の流れ 遠い山のシルエット 夕方の雨が からかうように 木立から降りてくる夜 きえてはともる小さな光に ため息をついた ‘逃げないで’って いつか言ったよね あのときは 答えられなかったけど 今なら 言えるよ けして逃げない …

雨の日の午後~よもやま話~

前に話したことがあったかと思いますが、私はお酒がほとんど飲めません。限りなくざるに近い従姉には、「ほとんど」をつけるなと言われます。つまり、それほど飲めないんです。ところがあるとき、食事の席であるドイツワインを出され、周囲をしらけさせない…

ホタル降る(?)夜

ホタルを、見に行ってきました。毎年、数千のホタルが飛び盛るといわれている場所に。以前一度出かけたのですが、ついでに、でしたので、時期的に少し早く、それなりに楽しみはしましたが、ピークには程遠い感じでした。今年こそと思っていたところに、「2…

ニュアンス・ロマン2

「コピ・マシ・ミョンソ」に収まっている、『ニュアンス・ロマン』の続編です。この『ニュアンス・ロマン』では、前に見た印象的な夢の話を書きました。実は、まるでストーリーのような忘れられない夢が、もうひとつあるんです。 その夢の中で、私はかなり古…

水無月

『水無月』 信じることは うたがわないこと 信じることは まよわないこと そして ますぐに歩き出すこと みんな あなたが 教えてくれた 幾つかの 季節のなかで

おやすみなさい~魂が宿る場所~

この頃、熟睡した~という満足感があまりありません。3月~4月にかけて、夜中突然目が覚めることが何度かあり、それからのようにも思います。眠れないというのではなく、眠りが浅いという感じ。墜落睡眠が標準の私からすると、珍しいことです。 ただ、私に…

出逢うべきこと

ここ2日ほど、「夏のしつらえ」と言うやつに取り組んでいます。「ん? 少し前に、そんなこと言ってなかった?」と思ったあなたは、ここではかなりの通です。 その通り! 洋服の入れ替え、置物や敷物などを換えて、それで一応終わりにするつもりだったのです…

素敵な人生の作り方

『素敵な人生の作り方』 肝心なことは 誰も教えてはくれない だから 覚えていくんだよね 戸惑いながら 間違えながら 傷つきながら 愛しながらー

岩になりたい

たぶん、タイトルだけ見ると、なんのこっちゃ、と思われるでしょうね(笑)。花にとまる蜂を見ていて、不意に思い出したことなんです。ずっと前、人に聞いたのか、何かで読んだのか、とにかく普通の人の話です。 その方と彼が、河原に出かけたそうです。で、…

雨音

『雨音』 冷たい雨が 降っている このままだまっていたら 凍えそうだね 気づかなかったよ いつも 流して聞いてるひとことを あなたが気にしていたなんて そんなに 気にしていたなんて あのね あなたのぼやきくらい いくらでも きいてあげる あのね 遠い夢で…

One Day~洗った髪がかわくまで~

『One Day ~洗った髪が かわくまで~』 ありがとう ありがとう ありがとうって くりかえす あなたへ 想いが とどくよう あなたを そっと 包むよう

夏の準備

仕事の合間に洋服の入れ替えを始めました。ついでに部屋のあれこれもと替えるかと動いてる最中、ふと手に取った、江原啓之さんの本。何気なく開いて、読みふけってしまったのは一昨日の午後のことでした。 その中に書いてあって気になったのは、「心に引っか…

春の餅

「夏の餅」って言葉を知ってますか? 寒い時期にお持ちを食べるのはご馳走になるけれど、暑苦しい時期に食べるのは、ご馳走にはならない。つまりタイミングを間違うことのたとえのようです。で、どっちつかずのこの時期に、硬くなったお餅をつき立てにする方…

かけがえないもの

『かけがえないもの』 たいせつだから そうっと包もう あなたの陰 あなたの涙 たいせつだから 大目に みよう あなたの弱さ そしてわがまま たいせつだから 抱きしめてよう あなたに 負けないくらいにー

海~!

午前中、海を見てきました。かの国と向かい合う海です。殆ど行ったことのない丘の上。少し風があって、青空と薄曇りが行ったり来たりしています。 アイスクリーム片手に海を見ているうちに、ふと友達に聞いた話を思い出しました。 「『あの島』の周辺は穏か…

06桜降るまち

『06桜降るまち』 すれ違う 見知らぬ笑顔に 会釈した さざめく声に ソースのにおい 川からの風に はらはらと舞う 桜花 いつか こうして歩いたことを 思いだすだろうか あなたとふたりー

ちょいと奇妙な物語

最近、編み物をする男の人が増えているんだそうです。男性の編み物の先生によると、「プラモデルをやるような感覚で、やっているんじゃないか」というおはなしでしたが…。 実は、私もそうなんです。この頃はいろいろ楽しみがあって(笑)、ずっと時間は少な…

桜花園

『桜花園』 心が カンカラ いう夜は 桜の園に おいでなさい 好きな根元に 腰を下ろして ひざを抱えて いらっしゃい 桜のしずくが はらはらと あなたを つつんでくれるまで だいじょうぶだよ ひとりじゃないよ いつまでも いつまでも そっと 抱いててあげるか…

春の嵐

とんでもない風です。朝掃除のときに、近所にある桜の木の花びらが我が家の庭にまで飛んできているのを見た時は、「あら、こんなところまで~」などど楽しんでいたのですが、だんだん風が強くなって、冬の間大事に育ててきたシンビジューム(昨日外に出した…

花ふわり

『花ふわり』 桜並木に 花びらふわり 子犬の上に ちいさな ちいさな手の上に ふわり ふんわり 杖の先 そして あなたの肩の上 動かないで そのままでいて そして その目を閉じていて いいというまで あけてはだめよ ふわり ふんわり 花の下

05桜降るまち

『05さくら降るまち』 さくら降るまちを あるいた さくら降るみちを ひとりで さくら降るまちを あるいた さくら降るみちを あてもなく 不器用すぎて 弱音も吐けず つらいことから 奥におしこむ そんな風に 生きてきた 時がすぎ ひとはゆき なお夢はとおく…

ニュアンス・ロマン

今日は、夢の話です。ずっと前に、「ツチノコ」がしばらく登場したって話をしました。おかげさまで、今は見なくなってるんですが、いつになっても覚えている印象的な夢があるんです。 私は、時として異様にリアルで、それでいてとんでもない、おかしな夢を見…

青空

『青空』 ねぇ… どんなときも 人を想い けして 怒らず 誰も にくます そんな風に 生きてくことは 無理なのかな 青空に はげまされ 雨に いやされ そんな風なまま 生きていくのは 無理なのかなぁ… あなたの そばでー

Mの悲劇

昨日のことでした。うちの母が、近所のおば様に偶然であったそうです。そのおば様は、真新しい電動自転車に乗っておられて、「うちのみー君が、インターネットでいろいろ調べてくれて、買ってくれたの。ちょっと乗ってみない?」と、うきうきと話されたそう…

続3月の雪

見ていただいたらわかることなのですが、ここを開いたのは、去年の2月23日。でも、記事を書き始めたのは、3月6日のことでした。そのタイトルも、「3月の雪」。それから、160の記事を書いてきたのかと思うと、われながら、ちょっと驚きます。今日は…

三寒四温

『三寒四温』 あなたの見ている風景を まっすぐに 信じてみよう その手に引かれる方向に とにかく 歩いてみよう 決めたのは それだけ… ゆっくりと ゆっくりと うごきだす春は 心のよろいを 脱ぐのにも似て 前に進んで たじろいで 立ち止まっては あとすざり …

別れの曲

かなり前の話なのですが、友達がこんなことを言いました。 「うちの子の行ってるピアノ教室に、高校生の男の子が来るのよ。ピアノとかあんまり関係なさそうな、体育会系の子でね。それも、ジャニーズ系なのよ」 レッスン室から出てきて、目の前をす~っと通…