夏の野の…

春の陽

風遊ぶ あなたのそばで 風わらう わたしのうえで 春―

シ・ン・ジ・ル・コ・ト

あるとき 気づいたんだ 自分を信じることが あなたを信じることだ…って… あなたを信じることが 自分を信じることだ…って… それでいいんだ それだけで いいんだ…って…

地図のない道

「地図のない道」 秋の終わりに吹く風と 入れかわるように とっこん とっこん とっこんと 心が 帰っていきます とっこん とっこん とっこんと まっすぐに あなたのもとへ 立ち止まったことも あるけれど 背を向けたことも あるけれど さがしてたのは やっぱ…

道の途中で

いい? 心配なんかしちゃだめだよ 心配は心配しか連れてこないから―

North Wind

不思議… あなたがいると 暖かい…

つなぐ手

心がね コトリと音をたてたんだ はじめてあなたと ふれた日に

遠雷

『遠雷』 近づきそうで 近づかない さっきから聞こえる 雷みたいに 妙な距離をとるあなたに 気づかぬふりで 私はテレビを眺めてる 笑い出したい気持ちの向こう わがままをぶつけた 気まずさが あなたを 無口にさせている夜 あなたがムキになると わたしはち…

どんなことでも

もう少しだよって 簡単にいってくれるけど その”もう少し”が 大変なんだよ

あなたのひそかなたくらみは…

『あなたのひそかなたくらみは…』 あなたの ひそかなたくらみは いつでも すこおし 遠くを見てる あまりのことに 嘆かぬように 必要以上に くじけぬように あなたは そっと 足かせをする 私がそれに気がつく頃は すべてはすっかり 終わってて 私はあきれて …

冬の色

『冬の色』 ”君にわがままを言わせたい 君を甘やかしたいんだ そういうの したことないでしょ?” 息継ぎを忘れたように 早口で言ったひとは 急にうつむいて 息を吐いた とまどううちに 冬の色 その前に立ち 顔をうずめた 肩先に 冬の音 そっと その背中を抱…

焦点

できない理由を 数えるのは やめよう 何がしたいのか どうしたいのか それだけでいい そうでしょ?

夏の終わりに

『夏の終わりに』 ”僕は変わらない 変わるわけない” その人は、少し早口で言って ’変わらないこと’を並べ始めた そうして 気がすむむまで並べた挙句 ”まだ聞きたい?”と聞いてきた たまにこんなことが ある それはたいてい あなたが 私の言葉に 過敏なときで…

青い空

『青い空』 空が青かったから あなたに すぐに逢いたいと思った ただ 逢いたいと 思った

今鏡

『今鏡』 ずっと先のことばかり 考えていた気がする ずっと先のことばかり 心配してた気がするの 起きてないことに おびえて してないことに はぐれて 今というときを 生きていないとしたら それは ほんとうに おろかなこと ただ、今 あなたをしっかりとだき…

春衣

『春衣』 “心配しすぎる 考えすぎぎる ほんとに困った癖だよね それがなければ簡単なのに” あなたは時々 小言爺さんになる 冗談ごかして言うときは 大抵本気でいるときだ さやさや さやや 木の葉がすれて きらきら きらら 光がこぼれ わかってるよと 手を伸…

泥(なず)む時

『泥む時』 石段を いそいで2段あがった 立ち止まる あなたと 同じ背丈になりたくて あっという間に 追いつかれ また追いかけて まるで二人の距離のよう いつになったら 並べる? いつになったら、一緒に歩ける? 聞きたい足が 立ち止まる ”いつまで 待たせ…

雪舞う夜に

『雪舞う夜に』 生まれたときと同じ 雪の夜 ”今夜はずっと一緒だ”と はしゃぎ加減で言ったひとは しゃれた言葉を 言うでもなくて あっという間に 眠りについた 眠りそびれて ため息ついて ”ずいぶんじゃない”とつぶやいて その肩にそっと あごを預けた ”ねぇ…

hug

『hug』 本当は わかってる 無茶を言ってるのは わたしだと それでも 全部受け止めて 黙って 胸に包みこむ すっとそうだ あなたは そうだ 10の言い訳聞くよりも 100の理屈を語られるより こたえるよ 私には… あなたはずるい ずるすぎる

晩鐘

☆ 『晩鐘』 夜のとばりが 辺りを包んでいくように あなたを そっと抱きしめよう 孤独が闇を照らす日も あなたに よりそっていよう 運命の刃が ふたたび あなたを傷つけないように― ★

月の輝く夜に

『月の輝く夜に』 ”君には弱みを握られてるから…” わずかな行き違いのあと あなたがつぶやいた言葉に 時が止まった 知らなかったよ 時折見せる 淋しさや苛立ち そして 小さな甘えを あなたが そんな風に 思っていたなんて… 馬鹿だな… 笑う私と むくれる人と …

『藍』 朝焼けの 燃え立つような赤じゃなく 夕焼けの 消えゆく前の朱でもなく ただ ふつふつと ふつふつと 愛

If…

『If…』 ”もしも…”を 考えるということは ”今”を 信じていないということ ”もしも…”を考えなくなったとき 案外 ”それ”は 叶うのかもしれない

雨にかくれて

『雨にかくれて』 いつからか 抱き合うことに 慣れてしまった まるで コトリとはまるよな その胸の中 見せぬ心の 吹き溜まりに 気づけるくらいに しらぬふりして うけとめる それはそれで いいのだけれど 疑うことも 迷うこともしない人 それもそれでいいの…

Prayer

『Prayer』 あなたを知ってから 祈ることが 多くなった それは いつも いいことばかりではなくて 飛ばされそうな冷たい風や 哀しい出来事が すみやかに あたたかく 過ぎていきますようにと 願うことだったりもするけれど ぬくもりや 微笑や あなたの言葉が …

sora

『sora』 あなたを追いかけて そっと 手をつなごう あなたの哀しみに 寄り添えるように ずっと 手をつないでいよう あなたのいらだちや 戸惑いに 気づけるように 楽しいことでは おしゃべりなのにね…

春の嵐

『春の嵐』 青空の見えぬ空に ため息をついたり 凍えるほどの風に 首をすくめた 春の初め なにはともあれ ともに歩いていこう 君が君なら ともに歩いていこう 君が見せてくれる 景色を 楽しみ 私らしく 野の花を 愛でながら それは むずかしそうでいて 案外 …

たぶんね…

誰の人生にも 意味のないことなんて 起こらない 意味のない 偶然も…

月読(つきよみ)

『月読』 あなたの腕を借りて 眠りにおちるまで ぽつぽつと 交わす言の葉 甘えあえる あたたかさ そして 肌のぬくもり どれもこれもが いとおしすぎて ”ねぇ 明日になったら わたし どれくらい 覚えていると思う?” 意地悪を言ってみた あなたを こまらせた…

冬の手紙

『冬の手紙』 ”今 陽だまりにいます” 文(ふみ)の最初にそう書いた ”あなたを ちゃんと 包み込む 翼も やっと 生えました” そんな言葉も 添えてみた あなたは何て 言うだろか 少し笑って うつむいて ”何言ってんだか”って つぶやくかしら 温めた指で 封をし…

冬のある日に

自信もてって 簡単に言うけど… 言われて もてるくらいなら 最初から もってるよ しょうがないな って笑う あなたが 笑う