『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

教えてください

どなたかに、教えてただきたいことができました。「いいことがあるそうよ」と、去年頂いたワイルドストロベリー。たくさん水をやり、時々液肥をやるくらいで、とくに手をかけたわけでもないのに、ほんんとに元気で良く咲いてくれました。ちっちゃなおいしい…

改札口Ⅱ

『改札口Ⅱ』 先を急ぐ人波に さからうように たちどまった あなたが すこしだけ ほほえみを のこして きえた もう いいよ、ね いっても いいよね ほんとうは ほんとうは なきたいほどに あなたがほしい いかないで いかないで ひとりぼっちに なりたくないよ

ターミナル

『ターミナル』 置いていくのは あなたの方だから わたしは すこし 気楽です 夢に 向かう その姿 いつまでも 見ていたかったけど ざわめく 雑踏の なかで にぎりしめている この手の ぬくもりだけが すべて もう はなすこと 何もないから 気づかれないように…

うたかた

『うたかた』 ちがう本を 読んでいても もたれあう 背中が あることの あたたかさ

ギフト

さっき、いただき物をしました。なんと、『ピラティス・ダイエット』と言う、CDつきの本です。ようやく傷跡は落ち着いたものの、まだひどい打撲のあともあったりして、ウォーキングに出かけるのをためらっているわたしには、「オー・マイ・ガー!」です。 そ…

東京Ⅰ

『東京Ⅰ』 川に沿うように 歩いてたひとが 不意に 未来を 口にした 一度は 捨ててきたはずの 東京 その街に あなたは また もどるという もう 逃げたくはない 東京でなきや だめだ それで 息たえるなら それでいい やっぱり 東京なんだと 君にも わかる とき…

ひとり

『ひとり』 恋しくて …恋しくて ……恋しくて いとしくて …いとしくて ……いとしくて 心細くて しゃがみこむ わたしの行く道 道しるべ ない道

『指』 いつだって 約束の場所に ちゃんと 待っていてくれる 骨太なのに 華奢にみえる 肩の線が 好きだよ その影に さからうように 強い線の 指が 好きだよ 一緒に いるときの 笑顔が好きだよ 左腕に 感じる ぬくもりが 好きだよ それなのにー いつからか そ…

街路灯

『街路灯』 あなたに ’それは違う’と おこられそうで 口にできない ことがある だけど 思うよ いつも 感じるよ おんなが 夢を おうことは まるで 緋文字を 背負うこと ※緋文字…昔、遠い国で、姦通罪を犯した女性にだけ押された烙印だそうです。

やさしさの意味

『やさしさの意味』 さっきから 無愛想なことばが 受話器から ながれていて 私は けっこう 反抗的に それに こたえている あなたが ことばを えらんでいることに 気がついたのは いつだったろう それが どんなに 元気づけて くれるかに 気付かされたのは ど…

『川』 いつだったんだろう その場そのぎの 傘で 肩をぬらしながら 歩いたのは いつだったんだろう たえまなく つづく チャレンジを はなしてくれたのは あれは わたしに はなしていた だけじゃなく あなた自身に いいきかせていたのだと 今は わかるけど た…

道しるべ2(横顔)

『横顔』 信じられないほど あっさりと まちがっては いないと そのひとは いった 抱えてきた 夢なら 追いつづけるかないね と イルミネーションに かこまれた 川を みつめた いくつかの 眠れぬ夜を ひとり かさねてきたのに あなたは たった ひとことで そ…

こうして5月が過ぎていく

こんなにいい気候になってきたのに、まだウォーキングに出かけられません(涙)。もちろんその分できることもあるのだけど、「やってしまった」ことも多く、この間の、インターネットでの「あるアンケート」でのこと。わたしは結構真剣に、それに答えようと…

再会

『再会』 肩を たたかれるまで あなただと 思わなかった にぎわう ホール ロビーの 片隅 さっきまで 壁に もたれてたよね 気がついては いたけど 別人だと 思ってたから いつも近くに いたのに 話すことも なかった人 おかしいね 時を隔てて 出逢えたら こん…

Dear…

『Dear…』 国を あとにした ふたつの心が 「許されぬ国」で むすばれる そんなテレビ番組を みてた PM10:00 ぬれた髪に 熱いコーヒーで ちいさな 閉ざされた部屋で きいてる ラジオ 流れる ハスキーな声だけが ふたりを そっと 包んでた 明日は わからない …

SUMMER SHADE

『SUMMER SHADE』 北から 南にぬける 午後の風に 身を ゆだねながら 今を 楽しみきれない 自分を もてあましている いつもいいことだけを 考えて いなさい そうすれば 願いは かなうと 教えられても かなわなかった 思い出だけが やたらに 多すぎて 不安だけ…

アントニオの歌

『アントニオの歌』 真夜中の部屋 ゆるい ボサノバのリズムが スピーカーから ながれてる なにげなく 肩に まわされた 腕 いれてくれた コーヒーの 香りが 渦巻く 心を ほどいていった どうしようも ないね 不器用すぎて もう おちこむのは おわりにした は…

夢に恋して

『夢に恋して』 制服姿の ひといきれ 混んだ本屋の 店のおく 少し短くなった 髪の そのひとが いた 単行本 抱える しぐさと すこしだけ まるめた背 わからないはずはない それが あなただと 夢だけ追った 代償は 今も ひとりでいること そして この手にある…

さすらうワンコ

わたしが、ウォーキングをお休みしている間に、近所ではちょっとした騒動が起こっていました。どこから来たのか、野良犬の親子が4匹、このあたりを我がもの顔で歩き出したんですね。とくに危害を与えていたわけではないんですけど、住宅地なので小さい子達も…

卒業

『卒業』 改札口にいそぐ 人波に 肩を 押されながら 降りてくる 人たちのなかに そのひとの すがた みつけた いつもの笑顔 手を 上げるしぐさに 会釈だけで こたえた あの日 並んで ホームで待った 口もきけないひと とんでいく 緑 窓からの 狂おしい風 とき…

風をまつひと

『風をまつひと』 心が 泣いてるときほど 青空が しみるね 心が しんかんするほど 夕映えが いとおしい 傷つきたく なかったから ひとを 愛しきれずに 不器用すぎたから 自分で 自分を 傷つけた やっと すべて ありのままを うけとめられる 今だから 息を ひ…

Heartfull Moon

『Heartfull Moon』 あなたの ことばを 胸のまんなかで うけとめている あなたの ため息のひとつひとつを この両手で 拾いあつめてる 窓の外は 月模様(もよい) とぎれた 会話の谷間で あなたが つぶやく ”なんでも ひとりで のりこえてきた だから 今度も …

無題

いろんな 壁に であうたび わたしは だんだん つよくなる いろんな 哀しみ 知るたびに 哀しみ方が へたになる なんとか ならないかなぁ… せつない順に とりすまし 哀しい順に 奥底へ しまいこんで やり過ごすくせ

紺碧

『紺碧』 いつからか きみの背中を たのもしく みつめている わたしが いる いつからか きみの言葉に ちからづけられてる わたしがいる こうして ふたり あたらしい 時間を たくさん つくりたいのに 触れる指を 避けてしまう 習慣が 哀しい 遠ざかると 恋愛…

プチ断食その後2

プチ断食、結局先週は中断しました。見通しが甘かったというか、世は行楽シーズン、それもゴールデンウィークということがどういうことか、理解してませんでした。なんて、立派な書き方をしてますが、なんのことはない、「これ、おいしいよ」と、「おみや」…

今だから言えるけど

『今だから言えるけど』 ただ 窓辺にうつる 君の影を みたかった だけだと そのひとは わらった それだけで 夜の道 君の家まで なんども 自転車 走らせたんだと 悪友との マージャンも 受験勉強さえも どうでも よくなる 瞬間が 誰にでも ある たくさんある…

君へ…

『君へ…』 せつないのは まちがえないと ほんとには わからないという 現実 気づかされたのは まちがえたから わかるという 事実 それが わかりすぎるから いえない そういうことも あるよ 正直 いうと…

AM1:00

『AM1:00』 ホテルの窓枠に 腰かけて ながれる 光を みてる 時間を おうごとに ふえていく 車の ライト 不思議だね この街は 眠らない あなたに もどるには たぶん 今しかない なのに 電話さえ とれずに 心だけが さまよってる どういえば いい どうすれば …

遠道

『遠道』 いつからか 愛ということばを 畏れ いつからか 好きだ なんて 気楽に いえなく なっていた ふりむかせる 方法 なんて 身につけずに しまったの たおれそうな 自分を ささえるのに 夢中で からだじゅうの 吐息 外に はきだせば 心は からっぽ あなた…