『Heartfull Moon』
あなたの ことばを
胸のまんなかで うけとめている
あなたの ため息のひとつひとつを
この両手で 拾いあつめてる
窓の外は 月模様(もよい)
とぎれた 会話の谷間で
あなたが つぶやく
”なんでも ひとりで のりこえてきた
だから 今度も 大丈夫だ”と
もう いいよ
わかったよ
だから もう
なにもいわないでいて
心底 つよいひとなんて
きっと いないよ