2007-01-01から1年間の記事一覧
『夜明け前』 あなたの名前を 呼んでも 呼んでも たりない気がした 少し不安げな声に 揺り起こされた気がした夜 何の根拠もないけれど 何の理由もないけれど ”大丈夫よ”ってつぶやいてみる その人が 眠れるように ただ 安らかに 眠れるように
この年末年始、鳥取砂丘で開催されるライトアップ、「イリュージョン5」を見に行ってきました。規模は全然違いますが、神戸のルミナリエ同様、この催しも資金難などで今年が最後になるかも…などと言われているので、一回くらい見に行っとくかな~と、出先か…
『イルミネーション』 いつからか あなたは とても おしゃべりになった まるで 想いのすべてを わかってほしい とでもいうように それはそれで いやじゃないけど ただ だまって 抱きしめることしか できなかった頃のあなたが なんだか 懐かしいよ 少し照れて…
買い物をしてお店を出たら、電飾で飾り付けられた街路樹のいちばん下のところに、小さな何かがぶら下がっているのを見つけました。何だろうと近寄ってみたら、スノーマンのオーナメントです。 思いがけない所にオーナメントをぶら下げて、見た人をにやりと笑…
この前、父が闘病中だと言う話をしました。おかげさまで、心配するようなこともなく、順調に治療しているんですけど、時々会うご近所の方たちの様子が、この頃少し変だったんです。 ご挨拶すると、とてもいたわしそうな顔で、「大変ね~」。まっ。確かに本人…
心も体も、あれもしなきゃこれもしなきゃの年の暮れ。それに加えて、ガソリン上がるわ、灯油上がるわ、まだまだこれからいろいろ上がるらしい…。で、完全復活まではまだ少しありそうな父の闘病。それではと、テレビをつければ、と~んでもないニュースばかり…
『新月』 とりとめない話 しながら 手でふいた ガラス窓のむこう 星達を ながめながら やっと 言い出す覚悟ができた ずっと ずっと 考えてたこと ずいぶんまえに あなた 聞いたよね みんなに背を向けられても 二人でいられるかって… その質問 今も有効? ”だ…
ずいぶん前に、ワイルドストロベリーの小さな株に、つぼみがたくさんついて、どうしたらいいんだろう~って話したことがありました。 それは花の数を減らしてやって、いい槌の植え替えて、外に出してやったら回復したのですが、こんどは、ハイビスカスです……
『秋雨洞』 しずかに 雨の降る日には ゆっくり 夜が 更けていきます 悲しいことの あれこれは 降り敷く 紅葉に うずめたし 心に重い 事々は 軒のしずくに あずけたし 雨の音だけききながら そうっと 体を丸めましょ ちいさな 明かりが灯る部屋 夢の案内 とど…
11月の第4土曜日は、『松葉がにの日』、らしいです。私も「新聞に載ってたよ~」と人から聞いて、「あ~そうなんだ~」と思ったくらいだから、よそでも、たぶんだ~れもしらないのではないか、と思います…^^;。 松葉がには、種類としてはズワイガニ。山陰…
唐突ですが、実は父が闘病中なんです。一時はどうなることかと思いましたけど、主治医の先生が驚かれるほど、予想された副作用がほとんど出ず、さらなる治療もそう心配することはなさそうということで、一山越したところなんですね。 病院に頻繁に通うのには…
『しぐれ雨』 ”つらいことや苦しいことって 一緒に来るって 思ったことない?” 雨を見上げて 突然に あなたが聞いた ”その分 きっと 楽しいことやうれしいことが 束になって やって来るんだよ そう思わない? だからね… 逃げちゃだめなんだ やりぬくんだ 自…
つい最近読んだ本に、「自分に自信のない人は、とにかく何日か良いことだけを考え、そのように行動してみなさい。何が起こってくるか、自分の目で確かめればいい。そこに、どう生きたらいいかの答えが、どうやったら自信が持てるようになるかのヒントがある…
その日。私は用事を済ませ、叔母の住むマンションに向かっていました。 歩き慣れた道。歩き慣れたエントランス。使い慣れたエレベーター。ちょっと考え事をしながら押した、6階の数字。エレベーターが動き出しても想いをめぐらしていると、エレベーターが止…
昨日今日と留守をしていました。出先で、通りすがりの神社の境内に、4人の女性たち。参道をじっと見つめては、何かを拾ってらっしゃる様子。 行き過ぎながら、「きっと何かの木の実を拾ってるんだ。何だろう。何なんだろう」と思ったら、気になってしょうが…
以前、『コピ マシ ミョンソ』のどっかで書いた、ご近所犬リュウ君の後日談です。 生まれて初めて強烈に惹かれた年上のワンコとは結ばれず、ご家族公認のモモちゃんと、淡い交際を続けていたというのが、これまでのリュウ君のお話でした。昨日そのリュウ君を…
この春から夏、やたらにバタバタしていたという話を、この前しました。出掛けることも多く、実は、出先に近いところに住む友達にいろいろお世話になったんです。 一段落ついた日の別れ際、「ほんとにいろいろありがとね~。いつか食事しよ。お礼に、ご馳走す…
この春から夏、やたらにバタバタしていたという話を、この前しました。出掛けることも多く、実は、出先に近いところに住む友達にいろいろお世話になったんです。 一段落ついた日の別れ際、「ほんとにいろいろありがとね~。いつか食事しよ。お礼に、ご馳走す…
『おやすみなさい』 ”ねぇ 眠れなくて 闇を見つめ続ける 恐さって知ってる? 眠っても すく目が覚めて 途方にくれたことは?” 暗闇の中で聞く その声は いつもよりずっと 憂いを秘めて そのくせ なぜか自慢げで 私は ゆっくり体を向けて その体を そっと包ん…
うちの外でも中でもいろいろあった夏を過ぎ(正確には春頃からだけど)、やっと週の後半からウォーキングを本格的に再開することができました。これで、最近増え気味だった体脂肪も少しは減るわね~といったんは思ったものの、時はほれっ! 秋ですよ…。ああ…
ひるまずに 必ず 前に進むと 約束した あれは夏の初めのことー
9月の下旬になっても35℃前後がしばらく続きました。とんでもない猛暑です。そんなある日。ご近所のおば様が、「なすの佃煮」なるものを持ってきてくださいました。ご存知の方もあるかもしれないけど、うちの家族は初めてで、その暑さの中でもけっこう食進め…
『すべてのことに理由がある。その(出来事の)タイミングも、何故それに出逢わなければならなかったかも…』。 たまたま読んだその言葉に、心が止まりました。初めて出会う言葉ではなかったけれど、心のけっこう深いところに、ぽとんと錨を下ろしたんです。…
この夏、とんでもなく暑かったのと、やたらにバタバタと忙しかったのとで、ほとんどウォーキングができませんでした。いえ、しようと思えば、夜がふけてからでもできたのですから、そういう気持になれなかったということでしょう。心があたふたするときこそ…
この夏、日中に山陰海岸沿いを通る国道9号線辺りを通った方なら、「?」と思ったのではないでしょうか。とにかく、海水浴客&サーファーが少ない。なぜ~?と。 海水浴シーズンの週末など、道路を横断する人や、駐車場に車を止める人達のために、かなりの渋…
夏の終わりの風鈴は 何故だか ちょっと 申しわけなさげに ちりん ちりん と 鳴ってます 何故だかとっても いとおしげ ちりんちりんと 鳴るんです ちりん ちりん ちりちりん ねぇ… さみしいって 言えばいいのに
『ボールがひとつ』 山の端の 小さな神社の 石段に 忘れられた ボールがひとつ ほうき片手の おじさんは そこだけ残して 掃除して 毎日お参り おばさんは 手に取り ながめて また置いて 石段の 端っこ通る女の子 そこだけ 飛ばして進みます 忘れられたは 淋…
『赤い月』 約束の時が近づいている ずっと待ち焦がれながら 永久にこないかもしれないと 思っていた時が… ”逃げないこと ちゃんと 受け止めること” あなたのことばは そのままに 心にあるけど わたしだって あなたに 言っておきたいことがある ”覚えておい…
父がある演歌の方の全集もののCDを買いました。他の方の曲を含む、10枚セットのです。それを、今は懐かしい(?)カセットテープにダビングしてくれというのです。流行の「文明の利器」を使いこなせない父には、出先ではウォークマンでないとだめだからな…
この頃、同じ幼なじみにたびたび会う機会がありました。実家に足しげく帰ってきていたからです。「両親に苦労をかけてきたから、時々はご飯の一つも作ってあげないとね~」という彼女のことばをそのまま信じて(ほんと単純ですから~^^;)、「親孝行だこ…