2007-12-10 新月 夏の野の… #その他文学 『新月』 とりとめない話 しながら 手でふいた ガラス窓のむこう 星達を ながめながら やっと 言い出す覚悟ができた ずっと ずっと 考えてたこと ずいぶんまえに あなた 聞いたよね みんなに背を向けられても 二人でいられるかって… その質問 今も有効? ”だったら?” 携帯の向こうで 低い声が聞いた そうなったら そうなったで しかたない ねぇ こんなんで 答えになるかな… その人が笑った ちいさく 笑った