星のもとに祈る

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 この頃、同じ幼なじみにたびたび会う機会がありました。実家に足しげく帰ってきていたからです。「両親に苦労をかけてきたから、時々はご飯の一つも作ってあげないとね~」という彼女のことばをそのまま信じて(ほんと単純ですから~^^;)、「親孝行だこと~」なんて、からかっていたのです。

 時折、何か言いたげなのは感じていました。でも、あえて聞こうとしませんでした。彼女がかなり辛い想いをして仕事をやめたのを知っていたので、そのことだと思っていたんです。話したくなったら話してくれればいい、そう思ってました。それが突然の電話で、「姉が亡くなって…。話そうと思ったの…。でも、ずっと言えなくて…」。涙混じりの声が言いました。突然のことで、それも今年3月のことだったと言うんです。

 私が家族のようにして育った彼女のご実家は、他の方にいろいろな迷惑(?)をかけることを良しとしないお宅で、もともと家族内のことを外には話されないのです。そのくせに人に手厚いという…ある意味こちら側としては困った(?)お宅なんですね。この話を聞いて、水臭いと思いながらも、そのお宅らしいとも思いました。
 
 それにしても、お姉さんがなくなったことを、5ヶ月も知らずにいたなんて…。ちょっとショックでした。そして何より、子供の頃には遊んでいただいたこともあるそのお姉さんがなくなったことが…。彼女がたびたび実家に来ているのも、落胆されているご両親を思ってのことだったのでしょう。

 このお盆、彼女からメールが届きました。そのお姉さんのお墓のある所(ご主人のご実家がある所)では、お盆の夜、初盆のあるお宅のお墓の回りで盆踊りを踊る風習があり、それに参加させていただいたんだそうなんです。「降るような星が切なかった」と彼女。送り火をたきながら、ふとその姿を思いました。