『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

無題

このタイミングでしか 出逢えない このタイミングでしか わかりあえない 出逢いは みんな 数えきれぬ たまゆら 出逢うは みんな 身の丈ほどの ひと

マリッジ・リング

『マリッジ・リング』 その店で 会ったのは 偶然だった 私に気づいたそのひとは 懐かしさ いっぱいの顔で 隣に座る なにげない世間話 つづけた挙句 ”今もひとりなのは いけない恋を してるからか”と 半分真顔で そのひとはきいた ”仕事は それなりに がんば…

速聴のすすめ?

暑い日が続いています。基本的に、なるべくエアコンを使わない生活をしている私には(そのくせ、暑さに弱い)、本格的な夏が思いやられる、かなりヘビーな毎日です。そのくせに、仕事の合間に、激安のあるマニュアルを使って、速聴で語学を覚えようと企てた…

悲しかった日の(あるいは、自己嫌悪の日の)四か条

『悲しかった日の(あるいは 自己嫌悪の日の)四か条』 悲しいことが あった日は まっすぐ おうちに 帰りましょう 何が何でも 腹ごしらえして まずは こいつが 基本です 何もはいらない なんてお方は 一生浸って いればよい 湯船につかれば 鼻歌などして 上…

無題

見通しの よすぎる わたしの 人生が あなた という壁を ほしがっている

あの頃

『あの頃』 傷つくことを 知らなかった 傷つけていることに 気づかなかった けして 誰も うけ入れることのない まっすぐな瞳で ただ あなたを 見ていた

Message For You

『Message Fou You』 "まじめすぎるんだよ"と よくあなたは いった "もっといい加減に なれよ"と 頭を つっついた 何度も 思い出す あのことば あなたを 遠くはなれて そのことばの 意味 わかりすぎて つらいよ わたしなら 少しずつ いい加減に なってる ま…

悲しき雨音

この間、通りすがりに、ラジオからの耳慣れた曲を聞きました。その曲の最後にDJは、「この『悲しき雨音』は、雨をテーマにした曲の中で、世界中で一番聞かれている曲だそうです」と、伝えてました。確かに今のシーズン、一度は聞くなぁという気がしませんか…

雑踏

『雑踏』 いつも どこかで 甘えていた 今だから わかる 何も 知らないくせに わかったつもりで いた 今だから そう思う まっすぐに 歩き始めて やっと あなたの姿 みえてきた あのころの あなたが みえてきた 幼すぎたよね あなたを うけとめてあげるには 傷…

木漏れ日

『木漏れ日』 あがきながら もがきながら はきだした ことばを うけとめて くれた声が あることの しあわせ それが どんなに 遠い影でも それが どんなに 小さな声でも 支えられる ぬくもりを 感じてしまうほど 孤独 けして あきらめじゃなく けして 嘆きじ…

100days of hikari vol.1

今日、怪我をする前に近い距離を歩きました。いつものように、トレーニングパンツの片一方のポケットに携帯、もう片一方に、玄関の鍵を放り込み、いつものアミノ酸飲料が切れていたので、この間4個セットで買い込んでいた七色亜茶の500mlボトル(私はどうも…

決心

『決心』 うなだれてた はずなのに いつからか 頬杖ついてた とびたつことは 逃げ出すことじゃないし いくたび 失敗したって それで 終わりじゃないって 心の中に 今もあるのは 逃げ出したときの 傷 自分で ころんだ痛みは とうに いえている -ばか…みたい……

『手』 急な坂道も 行方の見えない 道のりも だぶん あなたとなら いける 歩いていける

クラクションに 追われて

『クラクションに 追われて』 雨模様の 夕暮れ 駅前のロータリーを バスが 回ってく 窓に 顔よせ ほほ笑む顔に 私は 大きく 手を 振った 不思議ー なぜ 誰かの前では あふれる自分を やってられるんだろうね 倒れれば 今 起き上がれそうにも ないくせに こん…

『冬』 ぬくもりがほしい ぬくもりが ほしい… カップ一杯分で いいから ベッドに ころがって 果てなく この手 のばしても 口づけるのは 空(くう)ばかり 死ぬほど 涙 ながせたら まだ しあわせなのに 泣きかたさえもが もう わからない ぬくもりが…ほしい… …

無題

人がみんな 素敵にみえる 人がみんな 才能(ちから)あふれて みえる こうしている 間も わたしは ひどくなるようで ためいき ばかりを ついている 最低の おんなー

ホテルビーナス

去年の春、『ホテル・ビーナス』という映画を見ました。日本映画なのに、全編韓国語で演じられ、そのほとんどはモノクロで綴られていく映画です。 舞台は、国籍不明のある街にある、カフェ「ビーナス」。ここに来て、「ビーナスの背中を見せてください」とい…

ターミナルⅡ

『ターミナルⅡ』 おどろくほど ながい時間が たっていた おどろくほど 大人になった ひとがいた それを 知らずにいた ほうが よかった 気がして そっと 背中を むけた そのひとに 気づかれないようにー

晩春

『晩春』 あなたは つよいから つづけられるのと ひとことだけ残し 夢を手折って 彼女は 遠く 嫁いでいった つよいから じゃなく やめる勇気 ないだけと いえぬままに 時はすぎて 彼女からの 手紙 今が 重い あの頃に帰りたいと 幾度も かいていた たぶん た…

半月

『半月』 あなたを 知ってから 問いかけるくせが ついている 一人で さみしい 二人で さみしい どちらか 選べといわれたら どっちを 選ぶ? たぶん わたしは…

無題

声を ころして 泣く夜は ふかない 涙 おとすのは やっぱり やみ夜の ほうがいい

[修正]二つのレシピ

突然ですが、ラッキョ漬けは好きですか? 私はもともとは、あまり好きではありませんでした。それがあるとき、根がついたままの掘りたてラッキョをいただき、自分で漬けてみたことから好きになりました(私には、こういうたまたまやってみたことが、ながーい…

西風

『西風』 聞けないことが 多すぎて いえないことが せつなくて ぬくもりの中に にげこんでいる そんな自分が 哀しくて その胸の なか ただ なまえだけ 呼んでみる 二度 三度

ウォーキング再開!

とうとう昨日、再開しました。まだ少し履いた感じに違和感はあるけれど、すれた感じも多少はあるけど、まずまず無事な滑り出しです。一歩一歩大事に歩く。うれしくて、うれしくて…。こんなに大切に歩いたことはないって感じです。歩けなかったわけでもないの…

十八夜

『十八夜』 夢見るように 鈴虫のうたう まだ あさい 宵のこと 遠い山の 写真集 雑誌みたいに めくってる ただ ぼんやりと 頬杖でみた 窓の そとには 欠けだした 月 満ちていくより 欠ける速さは 思いがけずに 加速度ついて 心細さも はずみが ついて なにも …