2005-06-14 冬 置き忘れてた玉手箱 #その他文学 『冬』 ぬくもりがほしい ぬくもりが ほしい… カップ一杯分で いいから ベッドに ころがって 果てなく この手 のばしても 口づけるのは 空(くう)ばかり 死ぬほど 涙 ながせたら まだ しあわせなのに 泣きかたさえもが もう わからない ぬくもりが…ほしい… 何にも みえない 凍えそうだよ たすけてよ たすけてったら! 闇のなかで よぶ よんでは いけない なまえを よべるはずのない なまえをー