『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

夏の恵み’07~久久レシピ~

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 9月の下旬になっても35℃前後がしばらく続きました。とんでもない猛暑です。そんなある日。ご近所のおば様が、「なすの佃煮」なるものを持ってきてくださいました。ご存知の方もあるかもしれないけど、うちの家族は初めてで、その暑さの中でもけっこう食進めになったのです。

 そういえば、うちの家庭菜園でとれた、ナスがたんとありました。んで、「ぜひレシピをいただけませんか?」と母が聞いてみたところ、おば様、一瞬びみょ~な顔。でも、「はいはい。じゃ書いていくね」と言って下さったそうです。

 そのおばさまは、病院の調理場にお勤めだったのですが、退職されてからは、だんな様さえ手もつけれられないままほって置かれていた、山の方にある家庭菜園で、野菜作りを始められたんです。
 とってもアクティブな方で、作物作りのプロの方の中に入り込んで、最新の(?)野菜作りを教わり、さらにわりと近場の畑も借りて勉強。今では、出荷するまでに。それを使った漬物なんかの研究会にも入ってらしゃるんです。

 ですから、さぞむずかしいレシピかと思いきや、見て笑っちゃった…^^;。なるほど、微妙な顔をされるはずだ。すんごくシンプルなんだもの~。いや。そうかもしれません。だから、この味なんだ~。

  1.ナス2㎏を、2倍の重さの重石をして、1合(さすがにいぶし銀)の塩で一晩
    漬け込む。
  2.水で完全に塩出しして、一口大に切って水気を切る。
  3.調味料(砂糖400g 濃口しょうゆ1合 薄口しょうゆ1合 
   酒1合 みりんい1合)を煮立てて、ナスを入れ、汁気がなくなるまで煮る。

 つまり、ナス2㎏と、砂糖400gを覚えておけば、なんとな~くできるんですね~^^。

 ナスは、この暑さの中でとんでもなく硬い皮になっていたので、一晩つけても余り変化がなく、直前に薄切りにして塩もみ、水洗いというやり方をしてみました。見栄えは美しくないけど、これでも差し支えはないようです。まっ、佃煮ですし~。

 そうそう。この味…^^。これが今年の夏の恵みのラストかな~などと思いながら、つまみ食い。もしその気になれば、ぜひ~。


 ※おっと、言い忘れました。この分量では作らないほうがいいと思います。とんでもない量になりますから。私は半分の量で作りましたが、それでも結構な量でした。ゼンブ4分の1くらい(ナス500g)でいいんじゃないかな~。


(なすの佃煮は見栄えが美しくないので、この夏であった力強い古木にしてみました。これではよくわかりませんが、実は上に別の木が生えてるんです。種が落ちたんですかね~)。