『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

まったり旅日記

まったりしてない吉野の旅~その3~

吉野山の桜の花の群生ポイントの一つ―中千本エリアに、「吉水神社」はあります。ここが私の行きたかった所なんです(↑のとは違います)。 吉水神社は、南北朝時代に都を追われた(逃げてきた?)後醍醐天皇が南朝をおいた所。その境内には、「一目千本」とい…

まったりしてない吉野の旅~その2~

晴天の青空。この時期は「バス一台1万円」という駐車場に降り立ってみると、吉野山には、優しい風が吹いていました。標高900メートル弱ということのようなので、昨年末に行った大山(だいせん)の大神山神社と同じぐらいの高さということになります。ただ、…

まったりしてない吉野の旅~その1~

とても驚き、少なからずショックを受けた「ノートルダム寺院」の大聖堂火事のニュース。取りあえずそれはおいといて、今日はこのお話。 先週、吉野に行ってきました。奈良の吉野山に、です。昨年の春、一緒に行くはずだった旦那様の体調が思わしくなくて、「…

やっぱりいい天気

吉野にいます

心深き、広き人

ポストにも…。 バスにも…。 船にも…。 列車にも…。 公園にも…。 水木しげるロードの記念館や妖怪像だけじゃなく、近くの空港を含め、鬼太郎ファミリーだらけのまち、境港…。若い人や海外の人もいらっしゃるけど、ほんとに楽しそうに写真を撮りまくる「大人」…

青石畳通り~美保神社参りのついでに~(追記あり)

先日訪れた美保神社のすぐ左手に、こんな通りがあります。昔は北前船の寄港地で、かなり栄えたらしいです。老舗の宿や廻船問屋、醤油屋さんなんかも軒を並べた、250メートルほどの石畳の通りです。 与謝野鉄幹・晶子夫妻、高浜虚子、西条八十…など、文豪も多…

チビタム『オータム&ウィンターこれくしょん』

何がどうだか知らないんだけど、旅館の部屋に置いてあった山陰の写真集がすごく気にいったらしくてね。それをバックに、ぼくね、モデルさんやったの。服が変わってないって? だって、これしかないんだもん! 百夜通いの、深草少将さんだって。深草さんって…

チビタムの温泉案内(?)

ども。チビタムです。また拉致られてきました。今日は~。えっと、今日は~。 ボディガードA 「チビさん、皆生(かいけ)温泉です」 知ってるよ、そんなこと。それにチビじゃないから。チビタム! ボディガードA 「わかってますよ、チビさん」 だから、チビ…

で、朝の風景(何が、「で」だ?)

これは、前の記事の翌日。皆生温泉での、朝6時半。6時前からぼ~っとみていたんだけど…。 前夜からすると、信じられないなぎの海。山陰地方の最高峰、伯耆富士の異名を持つ大山(だいせん)が右手に見えるので、朝日に染まる大山をバックに、この海の風景を…

夜の海

画像ではわからないけど、すごい波です怖いくらい…

青空と花と風と

母の検診、検査自体は早く終わったのですが、飛び込みの検査などでかなり待たされました。それでも、前のコメント欄でちょこっと書いた通り、コレステロール値以外は特に問題もなく、異常なしという結果で安心しました。次回は11月。半年後です。また、紅葉…

大根島「由志園」~思いがけない紅葉~

母の病気快癒のお礼参りのついでに、松江の八重垣神社のあとで行ったのは、島根と鳥取の境目のあたりにある大根島の由志園(ゆうしえん)でした。 ここは島といっても、そこに住まれる方も多い一つの町です。その名前から、大根の栽培で有名とか思いそうで…

日本庭園~足立美術館にて

入院している母は、月曜に総合的な検査を受け、すべて問題なしということで、退院へのスケジュールを消化していくことになりました。塩分制限などの栄養指導なども受けるらしいのですが、元々そう濃い塩分を取っている家でもないので、そう難しく考えること…

春に旅する人に

途中休憩(?)はあるものの、明日からゴールデンウィークですね。あちこちお出かけされる方もあるんじゃないでしょうか。 今年は例年より国内旅行の傾向が強いと新聞で読みましたが、5月後半に遷宮を控えた出雲大社も例外ではなく、例年以上の人出が見込ま…

今年最初で最後の紅葉狩り(たぶん…)

昨日、所用で母の実家のある(あった…かも)、岡山県にほど近い智頭町に行ってきました。用事はすぐにすんだので、ついでに、この町にある重要文化財の石谷家住宅と、そのごく近くにある諏訪神社の紅葉をのぞいてきたんです。 石谷家住宅は、休み明けといい…

古い写真から~豚に真珠の旅~

今日スキャンした旅の写真です。 かなり前になりますが、頂いたある賞の副賞で、ブルゴーニュ地方のワイン蔵や畑をいくつも訪ね、試飲させていただきながら、ワイン街道を下るという旅に連れて行かれたことがありました。 最初は、「飲めもしないのにそんな…

ハリー・アップ!

14日~15日、東京に行っていました。その中での話はまたにおいといて、まず昨日の午後の話を。実は、またやっちゃったんです…^^;。 いろいろの予定を終え、こちらに帰るために早々に空港に着いた私。搭乗手続きを終え、余裕の態度でまずはお茶にしました…

バス旅行が教えてくれたこと

この前に続いて、神戸への旅の続きです。 友達が大はしゃぎして写真を撮りまくった(もちろん私も散りましたが)、私にとって二回目のルミナリエは、前の記事でわかるように、今回は点灯時から見ることになりました。だんだんと暮れていく空にライトアップが…

輝かしい(?)「またやってしまった話」にまたひとつ加わった…

突然の電話がありました。神戸のルミナリエに一緒に行かないかという、友達から電話でした。一緒に行くはずだったご主人が急な仕事でいけなくなったと言うんです。 特に急ぐ仕事がなかったので、行くことにしました。日帰りバス旅行だというので、特に準備が…

若桜鉄道

うちの母が、以前から一度行ってみたいと言い続けていた場所があります。すんごくローカルな場所なのですが、鳥取県東部の「若桜(わかさ)」という場所なんです。金曜の夜、ひょんなことからその若桜に「明日行ってみよう」という話になりました。 ここには…

妖怪ストリートへ ヨン

ちょっと失礼な言い方ですが、「記念館」にはありがちな玄関を入っていったそこも、やはり老若男女の溜まり場でした。ここに来て、この記念館に入らないというかたはそうはないと思うので、当たり前といえば当たり前なのですけどね…。 順路は、水木先生の経…

妖怪ストリートへ3

待合の椅子がいくつかあるだけの駅に出てみると、コンビニどころか売店もないので、指の怪我の処置をするバンドエイドを求めて、売店のある駅の隣の建物(夢みなと交流館というらしい)にいきました。売店には鬼太郎饅頭などが満載で、バンドエイドなど見当…

妖怪ストリートへ2

境港に向かう妖怪列車は、JRの古い車両をリニューアルさせたものでした。私が乗ったのは、往復ともブルーの鬼太郎バージョン。行きと帰りは違うデザインだったので、鬼太郎車両も1種類だけではないようですが、帰り道に、黄色のネズミ男車両と出会ったので、…

妖怪ストリートへ1

この頃、うちの母は「ゲゲゲの女房」がお気に入り。で、水木しげる先生の郷里の「境港に行ってみたい」とかねがね言っていたのです。 境港はこの間の映画館よりはるかに近いけれど、週末や夏休みや冬休みなどになるとかなりの人手になるところです(実際、こ…

美しきもの

週末近くに、花を見に行きました。花を眺め、その間をうろうろしてるだけで、自前とは違う元気をもらえた気がしました。寝不足でも心は動くんだな…なんて変な感心をしたりもして…。 ふと思ったんだけど、美しい花や人を見て、触れていたりすると、こちらまで…

師走の美術館(改題&加筆)ー遠い昔ー

近くまで行ったので、安来の足立美術館にちょっと寄ってみました。借景の庭園を眺めたり、いろんな日本画を眺めたり、お茶をいただいたりと、短い間だったけど、いい時間を過ごしました。紅葉もまだまだよかったしね…^^。 〔追記…というか、こっちが本文か…

旅の助走

迷っています。 前から話しているプランターのトマト、新しい芽が出ているのに、枯れた葉っぱの先にはまだまだ実がついています。これを最後まで取り入れるのを待っていたら、下で出てきている新しい芽が凍えてしまわないかしら、と。でも、せっかくたくさん…

らっきょの花に誘われて

昨日の朝、「らっきょの花、見たいって行ってたけど、昨日通りすがりに見たら、きれいだったよ。見に来る?」と、友達から電話がありました。去年、「らっきょ畑に咲く花、きれいだって聞いたけど見たことないのよね~」と話したのを覚えてくれていたようで…

オットケ・ソウル(hikari的初めてのソウル旅)After

ここまでのこの旅の文章を読み返し、少し手を入れたりしながら、思ったことがあります。ソウルを旅していちばん残念だったこと。それは「言葉」ができないことでした。一人で動けば動くほど、それを感じました。 日本にいる時、私はいつも言葉を添えます。た…

オットケ・ソウル(hikari的初めてのソウル旅)ラスト

帰りの飛行機は、その日中に帰り着きたかったので、午後1時前にしていました。ホテルには11時くらいに迎えの車が来ると連絡がありましたから、あまり遠くには行かずにホテルの周りをしばらく散歩することにしました。 やはり胸が詰まるような、切ない感じは…