『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

妖怪ストリートへ1

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 この頃、うちの母は「ゲゲゲの女房」がお気に入り。で、水木しげる先生の郷里の「境港に行ってみたい」とかねがね言っていたのです。

 境港はこの間の映画館よりはるかに近いけれど、週末や夏休みや冬休みなどになるとかなりの人手になるところです(実際、ここにコメントをくれたことがある境港の人も、「休日は外に出るのがいやになる」というようなことを書いてくれていました)。

 いつ行こうだの、あーでもないこーでもないと言っていてもしょうがない。夏休みまで幾日もない今、雨のやみ間を待って、県西部の米子駅までJRで行って、そこから出ている「妖怪列車」なるものに乗って行ってみようということになりました。ところが、朝一番からとんでもないことが…。

 駅に急ぐ途中、携帯で時間を確かめながら、行き交う車を避けて道の端によけたときのこと。ショルダーバッグを手にぶら下げていたので、よけた弾みに底が道にちょっと擦れたのが気になって、そっちに気とられてたら、道の端の草に引っ掛かって…こけたんです。ええ、ええ。こけちまいましたよ~。まさかこの歳になってすっころぶとは想いもしなかった(T_T)

 まっ、そう勢いはついてないですから、怪我はたいしたことはなく、足をとられて思わず道に突いてしまった右の親指の爪のところを少し切り(それも、今はもうキーを叩ける)、左手に持ってた携帯を守った左腕には擦り傷が。おまけに、買ったばかりのバッグにも擦り傷ができてしまうというくらいですみました。

 まぁ、偶然にも人目はなかったし、着ていた洋服は無事だし、バッグも、ひと夏だけのつもりの、安くて軽くて見栄えがいいのを買っていたのでまだよかったのですが、ほかのバッグには、救急の時のために入れてあるバンドエイドを、これにはまだ入れてなかったんですよね。で、ティッシュ巻き巻き大急ぎで駅に。
 
 先に駅に行っていた母には、早く出ないからだとか不注意だとかぼろくそに言われるし、血が出る指先には、境港に着くまでティッシュを巻いているという、かっこわる~い出だしになったのでした…^^;。