さすらうワンコ

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 わたしが、ウォーキングをお休みしている間に、近所ではちょっとした騒動が起こっていました。どこから来たのか、野良犬の親子が4匹、このあたりを我がもの顔で歩き出したんですね。とくに危害を与えていたわけではないんですけど、住宅地なので小さい子達も多く、警察による捕り物作戦が始まりました(こういうのも警察の仕事というのを、今回はじめて知りましたよ)。
 ところが、「彼ら」は、それからぱったりと、姿を消してしまったんですね。「犬、見ません? せっかく檻も設置したのになぁ」と、残念そうな巡回のおまわりさん。彼らは、野良の分、そういう勘が鋭いのでしょう。子連れだから、余計にですよね。
 さて、そういう勘が鈍くなってるように感じられるわれわれ人間には、他の動物にはない行動というのがあるんですって。目の前の危険にさらされている人を、助けずにはおけない本能というのが…。「それが、犬や猫などにはない、高等動物である証だ」と、ある新聞に書かれていました。今回の鉄道事故や、ホームから落ちたひとを助けようと、救助に動かれた方などは、その典型ですよね。なら、わたしがそういう場面に出会ったらどうだろうと思うと、救助のお手伝いはするだろうけど、線路にはとび降りられないかもなどと…。その分、わたしは人間らしさを失ってきてるんでしょうか。
 どこかで、「そんなこと考えてられるあんたは、しあわせだよ」という「彼ら」の声が聞こえた気がして、「すいません。がんばります」と思わずつぶやいたのでした。