仕事の合間に洋服の入れ替えを始めました。ついでに部屋のあれこれもと替えるかと動いてる最中、ふと手に取った、江原啓之さんの本。何気なく開いて、読みふけってしまったのは一昨日の午後のことでした。
その中に書いてあって気になったのは、「心に引っかかった言葉やニュースや、目に付いたもの。それは、そのときの自分と何だかのかかわりがある(大切な意味合いがある)。それを注意深く見ること」と言うような内容でした。
たとえば、掃除の途中に目に付いた片隅のほこり。それさえもが、今の自分にとって意味があるということなんですね。
そういえば、いつか話した、本屋さんで最初に出逢った本をなるべく買うようにしているというのは、これに当たるのかもしれません。おお。知らずに実践…。というより、読んだのに、忘れているだけなんですね(ーー;)。
でも、自分の想いも、その時々で同じではないわけですから、その時はさら~っと通り過ぎてしまっていたのかもしれません。そう思った時、ふと思い出した言葉。
人生、出会うべき人には必ず出会う。
しかも、一瞬遅からず、早からず。
しかし、内に求める心なくば、
眼前にその人ありといえども 縁は生じず。
森信三さんという方の言葉です(これは、けっこういろいろな出来事でいえることで、好きな言葉なんです)。これだ、これと同じだ~、と思いました。
出逢うべきときに、この本を手に取った。でも、買ったときは、「いいことが書いてあるよな~」で終わっていた。縁は生じず、ですよね。その本を、今また手に取った…。
そして気がついたのは、「私は自分との約束を守っていなかった」ということでした。たとえば、「3時に仕事のきりをつけたら、その後はまず歩いてきましょ」と決めたとしますよね。でも、PCを切る前に、たまたまネットでおもしろいものを見つけてしまい、ついつい長っ尻。「おおっ! いかん、いかん」と、慌てて歩きに出かける。こういうことって、結構あるな~と思ったんです。
こんな、自分が決めたことをきちんを守れないようなヤツの願いなど、急いでかなえてやる必要はない。今は「そのとき」じゃない。そう思われても当然だった、と。
でも、こんな困ったやつの文章を読んでくださって、そうだな~なんて思ってくださったとしたら、あなたにとっても、これは「出会うべきもの」だったのかもしれません。そうして、こうして知り合えたことも、「出逢うべきこと」だったのかも知れません。それは、まさしく「縁」なのかもしれませんね^^。
私は自分が自分とした約束を、キチンと守ることからはじめねば(^^;)。で、とりあえず、夏の準備。