『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

雨の日の午後~よもやま話~

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 前に話したことがあったかと思いますが、私はお酒がほとんど飲めません。限りなくざるに近い従姉には、「ほとんど」をつけるなと言われます。つまり、それほど飲めないんです。ところがあるとき、食事の席であるドイツワインを出され、周囲をしらけさせないように仕方なく口にしたら、やたらおいしく、軽く4~5杯いただいて平気だったということが一回だけありました。後にも先にもこのときだけなので、あのときはたぶん、のんべさんの霊でも憑いてたに違いありません。私の母方の祖父でしょうか。酒豪で有名だった人ですので…(笑)。

 そんなわけで、私は飲み物では、お茶とコーヒーが好きです。お茶は、日本茶が基本で、特に好きなのは、深蒸しの煎茶とかりがねのほうじ茶。かりがねというのは、茎のお茶のことで、これを焙じたのは普通のほうじ茶とは似て非なるものです。もう香ばしんですよ…。京都に大好きなお茶屋さんがあって、お抹茶を送っていただくのですが、そのときには必ずといっていいほど、それも頼みます。

 夏が近づいた今、お勧めは煎茶の水出し。ご存知かもしれないけど、お茶とかだし用のパックがあるでしょ? あれに、多い目のお茶をいれて、急須でも冷茶入れでもピッチャーでも何でもいいけど、水を入れた中に放り込んで一晩置くんです。飲んだことがなかったら、ぜひ。味はまろやかで、カフェインも出ないので、夜飲むと、眠れない心配のある方もお勧めです。

 じつはこれ、コーヒーでもいいらしいんです。具体的に分量が書かれていたんですが、お茶と同じく、ひいた豆40gをだし用のパックに入れたのを500mlの水に放り込み、8~10時間漬けるんだそうです。水出しコーヒーには、ろ過のように一滴一滴滴下していく器具を持っているのですけど、これはそれより簡単ですね。興味のある方、ぜひご一緒に~。