伊勢神宮ヨン百物語(下宮別宮めぐり)

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御正宮でのお参りのあとは、多賀宮(たかのみや。「たがのみや」ではない)・土宮(つちのみや)・風宮(かぜのみや)と3つの別宮を巡ります。

まずその前に、(正式参拝をされる方は、神楽舞を間近に見せていただける)神楽殿に行きました。トヨウケさんの荒御霊が祀られている多賀宮にお参りする前に、その神楽殿でいただけるお守りを頂いてくるためです。それについては、以前、今年の6月14日の「お守りというパソコン」で書いた事がありましたね。

お守りを手に入れて、いよいよ御正宮の反対側の丘の上にある多賀宮へ向かいます。多賀宮へは、途中踊り場のようになっている所はあるものの、かなりの数の石段を上っていかなければいけません。

私がその石段を上がっていく途中、「もうだめだ。外宮でこれだけキテるのに、内宮なんてとても回れない」と弱音を吐くご主人を無視してその前を行く奥様(多分)との年配の二人連れにお会いしました(笑)。確かに普段歩きなれていない方には、かなり「クる」石段ではあります。私も、「これはなかなかだ~」と思いましたから。

石段からの風景がいいので、秋の紅葉の頃なら気もまぎれるのでしょうが、今年一番という暑さ(タクシーの運転手さん談)の中では、よけいにきつく感じたのだと思います。あとで地図を見たら、そこまで上がるのが大変な方のために、遥拝所がもうけてあるみたいなんです。足がつらい方は、そこでお参りするのもいいかもしれません。年配者連れなら特にね。

石段を上っていったそこは、不思議に落ち着く空間でした。ここで何もしないで半日いろと言われたら、普通にそうできるかもと思えるくらい。なんて言えばいいんだろう。ここにはとても強い気を感じると言われる方もあるそうですが、私には、とっても楽~にいられる落ち着く場所だな…という感じでした。

面白いことに、御正宮より何故か人の出入りが多いように思えました。外宮に来て御正宮にお参りされない方はないでしょうが、個人的なお願いはここでするといい(ここでお願いすると叶いやすい)と言われるからなのか、皆さんここでの滞在時間が長いから、そんな感じがしたのかもしれません。

それでも、少し待つと、ここでも一人でお参りする時間を持つ事が出来ました。お願いの数は限られるわけではないそうなので、あの人のあんなこと、この人のこんなこと、自分のこんなことなど、時間をかけてお願いしてきたんですよ(笑)。それから、もう少しそこにいて、汗をぬぐいながら石段を下ります。緑を感じながら、ゆっくりと、ゆっくりと…(左から1枚~2枚目、そして最後のが多賀宮の写真です)。

次に訪れたのは、多賀宮の石段から下の方にちらりと見える、土宮(つちのみや)。この土宮、同じ別宮である、「倭姫宮」、「月読宮」、「月夜宮」、そして、「多賀宮」と見てきた後だと、「こ、これだけですか?」と言いたくなる感じでした。多賀宮の石段からすぐそば、参道横に、いきなりぽつんとお社があるんです。その次に行った「風宮(かぜのみや)」もお社としてはそんな感じですが、そこまでのインターバルがある分、まだ改まった感じがします。

そんな土宮さんですが、この外宮では最古参。一番早くからここにいらっしゃるんですって。つまり、アマテラスさんより早くここにいらしたんですね、ここのご祭神「オオツチノミオヤノカミ」は。下宮域全体を守っている神様なんだそうです。そっけなくせずに、「おしゃましております」とご挨拶くらいはしときたいですね。そうそう。神宮に関するものを読んでいた中に、この土宮には、金運を上げてくださる「場のエネルギー」があると書かれていたものがありました(3枚目が土宮)。

それから訪れた風宮のご祭神は、「シナツヒコノミコト」さまと、「シナトベノミコト」さま。宮の名前を読んで字のごとく、雨風の順調をつかさどる神様だそうです。自然災害がこの頃たくさんあるのは、このお宮さんへのお願いが足りないからなのでしょうか…。それとも、何かの歯車が狂っているのでしょうか…。この風宮に、何か困難なときや現状打破をしたいときにお参りすると、道が開けるとも言われているそうです。猿田彦さんのご利益とかぶりますね(4枚目が風宮を臨んで)。

この風宮へのお参りを済ませ、私の今回の外宮でのお参りは終わり。帰りは表参道の方から帰るつもりでしたから、来た道とは違う参道をたどります。

途中、神宮の縮尺模型などが展示されているという「せんぐう館」(今度は、ここへも行ってみたいな)が隣接する勾玉池のほとりの休憩用のベンチ群(屋根付き、壁なし、ミストのシャワーが降り注いでいる)に座り、今日始めての休憩タイム。ここに入ってくる前にポカリ○エットを飲んで以来の水分を取りながら、のんびり勾玉池の風景を楽しみました。冷水をいただけるようになっていたので、それも続けて2杯(違う季節には熱いお茶か白湯がいただけるようです)。いい時間でした。