本屋さんで、母に頼まれたお料理本を探していた時のこと。横から、少し年配に感じられる声と、それよりだいぶ若い声の会話が聞こえました。
「これ、買うの?」
「ああ…。はい…。付録にひかれて…。今回猫ポーチのセットだし…(もしかして彼女は、にゃんこ好きさんか?)」
「ここのは付録がいいのよね」
「ですよね。本の値段からしたら、これでいいの?っていうのがついてますよね」
「そうなのよ~。本代以上の感じよねぇ…。私もそれが欲しくてついつい毎月買っちゃうの」
「ですよね。本の方が付録ですよね~」
ちらりとさりげなくそちらを見ると、70代くらいの女性と、20歳前後という感じの女性が、一冊の本を手にニコニコと話してるじゃありませんか…。一冊の雑誌のことで、年代の離れた知らない同志に話の花が咲く…。それって、いいよね~とは思うけど、正直な話、「付録に食いつくのは邪道じゃ!」…と思っていた私でした。いくら付録が良くても、雑誌の方が付録扱いになってどうする……。
帰って、a○azonでブルーレイのディスクのファイルを探すついでに、ふっと思い立って、見たばかりの雑誌の名前を入れてみました。ところが、最新号としてボンと出てきたのは、今月下旬に発売される最新号の予約のページ。…というか、最新号についてくるおまけの画像…。
「……………………」
ム…、ムーミン…… ムーミンのボストンバッグのセット
「890円 ミーの柄はある…。でも、ス、スナフキンは…、スナフキンはいるの? ……旅行で荷物が増えた時、サブバッグとして使えそうなしっかりしたやつなの?……」
「……………………」
で、最近これ系の雑誌を読んでなかったんだけど、リンネルってどんな本?
雨に負け~、時々さぼり~、つけるのも時々忘れ~、今はやっとこのあたり。それでも、日本を歩く残りは、あと7パーセントと相成りました~