前の記事の続きです。
今回が、このシリーズの最後です。ここまで、本屋さんで目が合った、『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』という本から、営業妨害にならない程度に面白いなと思った内容をお話してきましたが(さらに勝手に、こういうことかな~と自分が思ったことを加えてね)、最後にお話しておきたいことがあります。
この著者さん、神様だけをお参りしてればそれでいいんだ…というスタンスではないんですね。ここまでお話してきた神ネットに加え、仏教を体験として学んでいくことも大事…っていうようなことも書かれています。
今夜偶然(?)、「仏教とインターネットは、同じような役割を持っている。清濁あるとしても、共闘してよりよいこれからを築いていけると思う」というような話を耳にして、ふっと、本には具体的には書かれていない(テーマは神社ですから)、きっとあるだろう「仏ネット」のことを思いました。
前にもちょっと書いたことがあったけど、神道と仏教という二つの宗教(?)が、とんでもなく長い間当たり前に共存してきたのが、私たちの住む国です。そして、それを両輪として生きてきたのは、私たちの祖先です。果ては、形だけですが、クリスマスとか…、この頃ではハロウィンなんてのも楽しんだりしている。一つの宗教の解釈で戦争さえ起こる。それが世界の常識。そんな中で、こんな国って他にあります? なんかね、この国に生まれ育ったことを、またちょっと誇らしく思ったんです。
その分、先祖を含め、仏様を大事にして、いろんな人や物や事に感謝して、時々は神社に「スキマ」を作ってお参りする。これくらいなら、私でもやれる。自らがハッピーになれるよう祈ることが、神ネットを強化し、全体をハッピーにできる力になるなら、私だって少しくらいは、「日本ネット」の成功のお手伝いができる。そんな風に思えたんです。ちょっと意外で面白かったことと、「これで何とかなるんなら、みんなで良い方に行こうよ~!」。そんな想いで、こんなものをまとめてしまいました。
この本をしっかり読みこまれた方の中には、もしかしたら、「ここはちょっと違うんじゃないの?」と思われるようなところがあったかもしれないですが、「とにかく神ネットにつながれば、何とかなるだろう」と思ってしまうお気楽な私がいます。もっともっとあれこれ詳しく(ついでに正しく)知りたい方は、本を読んでみてくださいね。
そうそう。あれを書いとかないと…。「大切な人への祈り」のことです。病気や、とてもつらい想いをしてるとか、何かに必死に頑張っているとか…。そう言う人を前に、何とかそれを後押しすることができないだろうか…。そんな風に思ったことはありませんか? それ、できるんだそうですよ、著者さんによると…。
特別な人でなくても、素人の祈りにも治療的な効果があることが、統計データで証明されているんですって。それが薬だと信じて飲めば、暗示や期待によって病気に効いちゃう…とかいう、プラシボー効果のことじゃなくて、相手が誰かに祈られていると知らなくても、もしかしたら、相手がそんなものを信じてなくても、その効果は出るんだそうです。そして、それは距離にも関係ないらしいんですね。そのやり方を書いて、このシリーズを終わりにしたいと思います。
- 頭の中に、大切な人をイメージする。
- イメージしたまま、目をつむり手を合わせる。
- まだまだイメージしながら、その人の名前を3回唱える(また出ました!3回…)。
- 「天の神様。○○さんをお守りお導きください」と唱える。
- 手を下ろし、「よろしくお願いします」の気持ちで一礼。
素人の祈りが実際に功を奏するのなら、今大変な想いをしている「彼ら」のファンの皆さんにこれを教えたいなぁ。100万人いるというファンクラブの会員さんたちみんなでやれば、すんごい力を持ちそうですよね。頑張れ~!
※画像は、特に意味はないんだけど、出雲大社とともに参るといい(両参り)と言われる美保神社の帰りに見た海。向こうにうっすら見えるのは隠岐の島です。