イベントでは、進行・PA(音響)、さらにぶっちゃけていうと、MCについても色々な???(私感です。あしからず)はありつつも、それそれの方のパフォーマンスは楽しむことができました。各2曲ずつくらいだったので、その音楽の方向や好みの全体像というのはわかりませんでしたが、もってらっしゃる「熱」というのは十分に伝わってきました。地域性というのは、あまり感じなかったように思います。それほどに、音楽世界というのが近づいているということかもしれません。
ただ、「日本のとは違うよね」とは感じました。↑で言ったように、パフォーマンスの内容がではありません(細かなところでは、もちろんあるとしても)。若いグループでも、同じ世代の、たとえばジャ○―ズ系のグループなどと比べると、その「熱」が違うと感じたんです。私はジャ○―ズ系の方のコンサートを実際に見たことはないので、こうしてライブで見たのとテレビで見たのとの温度差を差っぴかなければならないとは思いますが、逆に彼らに対して好意的な部分もあるので、差し引きゼロということで見ると、国内のアーティストの場合、醒めてるとまでは言わないけど、ここまでの熱はないように感じたのです。いや。この性質の熱は…と言い換えたほうがいいかもしれない。それを感じたのも面白かったですね…。
実は、もっと応援の仕方…というか、拍手ひとつのやり方を工夫するだけでも、彼らをのっけ、さらに熱を帯びたパフォーマンスを見せてもらうことはあの時間内でもできたと思うのですが、さすがにこの場でそこまでを望むのは過ぎたことですよね…^^;。
逆に、彼らを圧倒する異種格闘技のような熱を見せてくれたのは、ガクトさん。彼のパフォーマンスは、何度かはテレビで見たことがありましたが、いい意味での「俺様パフォーマンス」をじかに見せてもらうのを実は楽しみにしていました。
はい。まったく裏切られませんでしたね。近くに彼のファンの方がわりといらしたせいもあったかと思いますが、「なるほどね~」とニヤニヤしながら楽しみました。また、ほかの方がされたような特別のインタビュー時間を持たず、パフォーマンスの中で伝えられる彼なりのチャリティーへの呼びかけは、実は一番わかりやすく、やり方としてスマートでもあったと思うんです(観客の方のなかには、(「何だ、これは…」だったり、「何であんたなんかに『お前ら』と言われなきゃならないの!(怒)」と思った方もあるかもしれないですけど…^^;)。
もちろん、彼の場合、ダイレクトに言葉が通じるという利点があります。それに、インタビュー時間を設けたことで、それそれの方のチャリティの考え方や個人的な話も聞けたわけだし、不必要だったとは思いませんが(どなたかの場合は、それがないとT.Tだし…)、全体の流れからすると、せっかく温まってきた気持ちの流れをぶった切られるような感じがしたんです。公開放送って、だいたいこんなものなのでしょうか…。これも私が経験がないから、そう感じただけかもしれませんね。何より、これはライブコンサートじゃなく、チャリティーイベントだったんですものね…。