出雲大社異聞1

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出雲大社に行ってきました。いつもは、三が日に行くことが多いのですが、今年は雪のために遅くなりました。ところが、出雲にはあきれるくらい雪がなかったんです。びっくり!
 出雲大社への長い参道で、後ろからの声が耳に入って来ました。「私、一回来てみたかったのよね~」。これ、ここではほんとによく聞くせりふ。でも、そう言いながら、ここでのあれこれを知らない人が案外多いんじゃないかな~と思い、ちょっと書いてみることにしました。ちょっとあやしい話も出てくるので、題して、『出雲大社異聞』。ちょっとかっこよすぎるかな(笑)。

 出雲大社は、本当は「いずもおおやしろ」と呼ぶのが正解らしいです。ここには、特別のいい気が流れているというようなことを、スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之さんがおっしゃっていましたが、そういうのにそれほど敏感ではない私がいつも感じるのは、やさしいのに厳しくする先生のような「感じ」です。「はい。ちゃんとして!」。そんな風に言われる感じ。そして、拝殿でお参りして、その裏手へと歩いていくごとに、心に冷たいすがすがしさが広かって行くんです。これが気持ちいいの。けして近くないこの大社に毎年通ってるのは、この感じに妙に惹かれているからかもしれません。

 ところが、今年は違ったんです。あったかかったのね! この時期、駅伝があちこちでありますよね。次の選手にたすきを渡すと、補助の人が飛んできて、ベンチコートでくるむでしょ? あんな感じ。気候がいつもより暖かかったせい…。いや。そういうんじゃないんですよね。なんか、誰か付き添ってくれてる感じだったのです。

 まっ。それはいいとして、大社への道を正門からたどると、一番最初に見えるのは拝殿です。おそらくそこで、精力の大半を使い、終わった気になる方が多いと思います。しか~し、それじゃ、実はここでの恩恵のすべてを受けられないんです。実は、その裏手の本殿のさらにその裏に、もうひとつのポイントがあるんです。実は、出雲の知り合いから、こんな話がー。「出雲の神さんは、ちょっとへそ曲がりでね、ぷいっと右側(私達からすると左側)を向いておられるの。だから、真正面からお願いしても、あんまり効き目はないよ」。つまり、そこは横向きの神様の正面にあたる場所なんですね。

 その場所はちゃんと記されてはいますが、おまいりされる方は余りありません。このあたりの方かと思える年配の方や、律儀に全部のお社にお賽銭入れて歩いてる観光客の方くらい。もったいないです(笑)。

 どこかで、そういうことを聞かれたのでしょうか。私が、写真を撮ろうと人が途絶えるのを待ってると、二人づれの女性が現れ、その中の1人が手を合わせてこういうのが聞こえました。「仕事でここに来ましたが、あっちと違って、これは私のお金ですから、どうぞお聞き届けください」。あっちというのは、拝殿や本殿のことを言ってらしたようです。「知ってるね~」と思うと同時に、ちょっと笑えました。

 そうだ。出雲の神様には、2礼4拍1礼ですからね。お間違えないように。この4拍のバランスが間延びして難しいな~とずっと思っていたら、今回団体さんを引率していたバスガイドさんが、いいたとえをしてました。「2礼の後は、4拍です。し・あ・わ・せと唱えながら叩かれますと、かならずや幸せが訪れます」。これはタイミングが取りやすい。目からうろこでした(その2に続く)。

 向かって左から二番目は、参道のごく一部。その次は、本殿。最後が、ぷいポイントです。