それは一昨日の夜のこと。夕食を食べ、母と何だかんだ話しながら、流し台に食器を移動していた時、その音が聞こえたんです。玄関のサッシの引き戸が呼び鈴(チャイムだけど)も鳴らされずに、勢いよく開けられた音が。
そのあと、タッタッタッと7~8メートルほどの廊下を走る軽い足音がして、廊下の端の方で、廊下の傍らのガラス戸にド~ンとぶち当たる音が。
私は、誰かがやってきて、挨拶もしないで勝手に上がりこんできたんだと思いました。それも、夜ですからね。多分普通の相手ではない。それも、もう「敵」は家の中。反撃できるものを持つ余裕もないままに、とにかく覚悟を決めて音のした廊下に出ました。
誰もいない! それどころか、玄関戸は開いてない。…というか、錠を閉めてあるのを思い出しました。つまり、誰が開けようとしたとしても、ガラガラガラ~っとは開かないはず。
でも、しっかりとその音は聞いています。間違いなく、玄関戸が開く音がしたんです。それも、勢いよく開く音が。で、軽い駆け足のような音のあと、大きな音ではなかったけど、間違いなくガラス戸にぶつかる音もした(大事なことなので、二度言いました)。
…ってことは? 人間ではない誰か?(@@;)
本気で鳥肌が立ちました。「たぶん空耳だわよ」とかいう母を傍らに(二人揃って同じ空耳?)、しばらく廊下で茫然と立ち尽くしたあと、何を祈るわけでもないのに、あわてて仏壇にお線香を。そのあとすぐ神棚へ(何という見事なまでの、困った時の神仏頼み…)。
そして、各々の部屋に変わったことが起こってないことを確認して、音の正体を見つけるために、同じような経験をした人や、そういう人が質問しているものがないかとググってみました。
いくつか読んでみると、「霊は、どんなとこでも通ることがあるから、一度くらいなら気にすることはない」とか、大体が霊と決めてるし…ーー;。
そんななかに、「座敷童かも」というのがありました。座敷童のいたずらで、玄関戸を開ける音を聞いたという人はそう珍しくはないと書かれていました。そういえば、大人はあんな開け方をしないかもしれない。で、かる~いタッタッタで、ドスンだものなぁ。まっ、ほんとにそうならまた何かがあるか。恐る恐るではあるけれど、様子をみるしかないですよね。
昨日今日は変わったことはありません。座敷童を見ると幸せになる…とか、座敷童がいる家は栄えるとかいうそうだけど、大体ほんとにいるのかなぁ、座敷童って。…って、音は聞いたしなぁ…。このことがそれだとは限らないけど。
そうだとして、「その子」が我が家に居着いてくれた(すでに?)としても、夜中出会ったらビビるかも〜と、いろんな想いが交差します。