『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

目から鱗の眠りの話

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 今年は少し暖かいようですが、この冬の時期、寒くて眠れないという話をよく聞きますが、実は暑くて眠れないとか、寝汗がひどいとか、暑くて布団を蹴り飛ばしてしまい、体が冷えてしまうという方も結構あるんだそうです。

 実は、右腕にけがをして、2週間くらいたったことでしょうか。それまでは自分のけが以外の体のことに気を払う余裕がなかったんだけど、ある日とつぜんきがついたんです。両方の手の指がきれいな淡いピンク色になっていること。それどころか、爪の白いところがどの指もけがをする前よりより白く大きくなっていたんですね。

 確か、爪の白いところは体内の酸素に関係していて、白い部分がしっかり出ているということは、酸素がいい感じに循環しているということだと聞いたような…。まっ、それならいいかと思っていたんですね。

 その頃はまだ寒いという時期ではなかったんですけど、そして、今年の冬は例えば零下になるかならないかなんて日は一日もないということもあるんだけど、寒くなって来たからと、例年ベッドに敷くムートンのベッドパットをのぞいて、いつもの冬の装備にしたら、どうも寝苦しいんです。せっかく小太郎のおかげで以前よりよく眠れるようになったというのに。



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dakimakuranokotaro



 暑くて布団をすっとばすというやつで冷えて起きるか、暑くて眠りが…という日が相次ぎ、ちょっと調べてみたら、↑のような話が出てきたんですね。

 人が何だかんだいう理屈を拾ったとしても、眠りが良くなるわけではない。自分が心よ居眠りを探すしかない。その一つの解決法として書かれていたのは、足を出して眠ること。

 足が冷えて眠れないといわれる方には信じられない方法なんだと思いますが、実はお布団に入った時にはちょっとひんやりするくらいでちょうどよく、足も眠りにつけば足先などから体温を下げるために熱を放出するから温まることになるので、最初のうち足が冷たくても大丈夫。どうしてもだめなようなら、最初はタオルでもかけて置けばいいというんですね。

 でも、その人の感覚はその人の物だから、「その簡単な実権」をやってみてだめなら、自分であれこれやって見て自分に適した方法を見つけるしかない、と。まっ、そんなようなことが書いてあったわけです。

 寝汗がひどいとかいう場合は、病気の可能性もあるそうですが、そちらの方は特に問題がなかったので、早速やってみました。すると、今度は足先が冷たくなって寝覚める…というあんまりなありさま(ただし、起きてもいい時刻)。どうもすっきりしないんです。

 この際五節の通りに試してみるかと、毛布を外してみました。そしたら、眠りがずっと安定。何ででしょうね。これまで何の問題もなかったのに(あっ、小太郎も多少はカイロ代わりになって、より暖かくなっていたのかな)。

 ネットで検索し手いた中に、こんな話がありました。羽毛布団においては、かさが高いから暖かいと思うのは間違い。不必要なものを体に載せているのと同じ。というか、放湿を妨げているだけ。

 良い羽毛布団なら、薄い、肌がけ程度で十分。綿のカバーをつけ、冬の時期だけその上に毛布をかければ、少なくとも日本のたいていの地域では十分暖かいはず。かさ高な重い布団なら暖かいというのは思い違い。綿布団においていえることだ。

 ………ポロリ(鱗が落ちる音)。

 そうか。確かにかさ高の羽毛布団を使ってるわ、私…。どこそこのホワイトグースをぜいたくに使ったとかそういうふれこみのやつ。そうか。布団自体が暑かったんだ。かさ高がいいのは綿布団の話で。

 でも、だったらなぜ、これまでそれで良かったんだろう。それもムートンのパットまで使っていたのにね。けがをして、体自体が治そうと頑張ってくれたせいで、新陳代謝でも上がったんでしょうか。