『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

雨にぬれても

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 どれくらい振りでしょう。昨日、雨の中を傘を差さずに歩きました。何のことはない。ウォーキングの途中で、夕立に降られただけのことですが、急がず、ゆっくりと、いつものペースで行きました。結構はじめのあたりでしたが、構わずいつもどおりのコースを。
 道路に沿う、用水路の水の波紋。慌てて飛び去る鳥たちの姿。だんだん黒に変色していくアルファルトの道路。しぶきを上げて去っていく車。土砂降りではなかったこともありますが、そんな風景を、ほんとにのんびりと、楽しみながら歩きました。
 雨が降ったら、傘を差す。持ってなかったら、どこかに走りこむ。それがいつから、当たり前のようになってしまってたけど、ぬれながら歩くってこんなに気持ちよかったんだと、ちょっと感動しましたよ…。

 実は、この頃、仕事以外で読んでいるのは、『「いいこと」が次々起こる心の魔法』という、なんかあまりにも…なタイトルの本。特にそれがほしいと思って、買ったわけじゃないんです。本屋に入って最初に目が合った(?)本は、必ず買うということにしているから買った本。そういう本は、絶対に縁があるというか、そのときの自分に必要なことが、必ず書いてあるのには驚かされます。やってる人もいるかもしれないけど、もしやったことなかったら、一度試してみて。雑誌だっていいんです。わたし、前に農業雑誌にまず目が留まって、買ったことがあったの。そのなかに、前からほしかった情報があって、これにはほんとびっくり。「まさか、これはなぁ…」と思いながらだったから…。

 で、この本は、というとー。「他人とのかかわりの中で身につけてきた『常識』ではなく、自分が感じたことを信じろ」と言う内容は、そのまま今の私の心へのメッセージでした。それで、ふっと、「ぬれて歩いてみるか~」と思ったの。今、またその本を読み返し始めたところです。もう少し、力がほしくて…。「そんなモン読んでるより、早く仕事しろ~」と言う声が、聞こえてくるような気もしますが、大丈夫、何とか間に合わせますから。
 
 (画像は、毎年夏には、我が家の居間のテーブルの上にある、サラダボールの中身。春の海から拾ってきたきた貝殻やビー玉を適当に放り込み、水を張って、庭のミントの葉を浮かべています)。