嵐のシュッポン祭り

イメージ 1




※この記事は、食事中の方にはとんでもなく不快な内容を含んでいます。というより、全体それです。まさかこれを食べながら見られている方はないとは思いますが、お食事中の方には読み進むのをおすすめしません。


 
 それはうららかな午後のこと(…って、昨日の午後となぜ言わぬ)。 突然、「早く早く。ちょっと来てちょうだい~!」と、母の尋常でない叫び声が…。何事だと書けつけると、トイレのドアを開けたままの母が血相を変えて立っています。母の指さす先を見ると、何と! トイレの中の水があふれるばかりになっているじゃありませんか。それもほんとにスレスレです。「あふれる、あふれる~~」と叫ぶ母でしたが、取りあえず水の増大は止まっている様子でした。

 興奮する母に話を聞いてみると、朝からお腹の具合の悪かった母がトイレに入ると、その前に入った私が、どうも流してないんだわという状態だったらしいんですね。ただし、私はそっち()のじゃないほうで使って、確かに流して、流れるのを見ているんです。ただ、確かに水の流れが異様に遅かったのは覚えています。そこから、戻ってきてたんでしょうかね。「まぁ、何でことでしょ」と思った母でしたが、何せ差し迫っていた。それを流す間も惜しく、ええ、そういうことです

 で、ほっとして「流す」ボタンを押した母の目の前でくり広げられたのは、あれよあれよと言う間に増水していく大スぺクタル。そして、慌てた母は大声を上げたというんですね。

 「これは間違いない。詰まってる」と思った私は(誰でも思う)、「あれはどこにあるの?」と聞きました。「あれって何よ!」。まだまだ興奮する母が叫びます。「ほら、あのシュッポンよ」。「シュッポンって何よ!」。「知らないよ、名前なんて。あの、シュッポンと押し付けて空気を入れて(出して?)、圧力をかけて、つまりを解消させる、あれよ」。「知らないわよ、そんなもの!」。「知らないわけないでしょ。うちにあるはずよ」とは言ったんだけど、そういえば、その「シュッポン」を使ったのは、前の便器のときでした。今のも10年以上になるので、よそのトラブルの話を聞いて、「うちも何かあったら、換えなくちゃだめよね」と話したのは、去年のこと。その間とくに詰まることもなかったので、どこに置いたかさえわかりません。もう10年以上使ってなかったから、母はもう使わないからと捨ててしまっていたんでしょう。

 実は、母のお友達が1時間くらい後に我が家に寄られることになっていました。まっ、ごく短時間、それも玄関先で出来る話でもあったのですが、家の中に漂う「匂い」と流れだしそうな気配に、母がえらいこっちゃと思ったのもわかります(だから、血相変えていたんでしょうね)。とにかくホームセンターに向けて出発です。

 あれ、「ラバーカップ」って言うんですね。今回初めて知りました。その「ラバーカップ」を買ってきて、まずはそ~っとシュッポン(何せ状態が状態なので)。少しだけ改善。もう一回シュッポン。また少し減る。水を流してみると、そこからすっきりとはしなくて、シュッポンシュッポンを繰り返します。

 「まだなの」。知らんがな、です(シュッポン)。「まだ」。うるさい。知らんてば トイレに聞いとくれ。(シュッポン。シュッポン。シュッポン。)

 きれいに流れるようになるまで、一体何回シュッポンしたんだかわかりません。とにかく、シュッポン祭りです。きれいになって落ち着いたのは、お友達が来られる少し前でした。

そして母がお友達に言った言葉。「ごめんね。おかしなにおいがするでしょ~? 窓を開けたのに、まだ消えないのよ。うちの子がトイレを詰まらせで、大騒ぎだったのよ」。嘘つき~~~

 便器の奥の、ブラシが届かないところに効くと聞いて買ってきたお掃除洗剤、週一でいいと書いてあったのを2錠使ってみると、詰まる前よりずっと快調に流れるようになりました。今もびくびくしながら流れ去るのを眺めていますが、もう二度とあんなことになりませんように~