
笑った。もう声を上げて笑った。
「彼ら」の末っ子君と真ん中君が、お互いをCMのキャラクターとして、監督しあって4本のCM(それぞれテーマを換えて、オールフリーのCMを2本ずつ)を生で、一応のテーマづけだけで台本もなく作っていくこの番組。これが、作られたコント以上にコントだったんです。これだよ、これ~。笑っちゃうっていう意味で面白かったテレビって、こんな感じで笑えたっけ。
テレビを見て(とはいっても、ネットテレビだけど)、こんなに笑ったのはどれくらいぶりだろう。少なくとも、今年いちばんの爆笑だった。というか、地上波のテレビでは最近覚えはない。
4月から毎月第一週目の日曜に、アベマTVで夕方5時から7.2時間(つまり終わるのは、月曜0時を回る)にわたってレギュラー放送されるという、「彼ら」の下3人による生番組。全部は見られないと思うけど、期待できるかも…、7.2時間のレギュラー番組で、i生放送って史上はじめてらしいです。やたら長いけど、案外おもしろくやれちゃうかもしれません、彼らなら…。
途中、小さな声で末っ子君が真ん中君にささやきました。「コント、やりたいね…」。いえいえ。今日の番組、あなたたちがやればやるほど、十分にコントでしたから。スマスマの20年は伊達じゃない。無駄にはなってないよ。台本のない生のコント(?)をやって、これだけ笑わせることのできる人たち、他にはそういないよ。
※この番組のその時の視聴は120万人だったとか。本来なら(今のテレビなら)、録画している数も合算できるはずなのに、なぜかその時見ている数しか対象にしなくて、さらに、マスコミで発表されているのは一社だけという地上波の視聴率より、正確な数字をだれでもすぐ知ることができる。そして、公の発表より確か。ネットテレビとはそういうものなんですねぇ。面白い時代だぁ。