
やっとネットテレビの話にたどり着きました。
ネットテレビ。文字通り、ネット環境で見るテレビ番組のことです。有料と無料のがありますが、特に何を取り付けることもなく、PCかスマホなどのモバイル器機で見ることが出来ます。前回お話ししたように、いくつか種類はありようですが、代表的なもので言うと、私の買ったamazonの「ファイアTV」ですかね。その、ワイヤレスで受信できる機器を取り付けると、普通のテレビでもそれが見られます(別売りのコードを付ければ、無線ラン環境がなくてもみられるようです)。
私は今回の「72時間ホンネテレビ」を見たうち、その多くをテレビで見ました。画像も音声も、地上波のテレビと比べて遜色はなく、特に違和感はありません。これ、かなり快適です。
ネットテレビは新しい視聴の仕方のものですから、現行の地上波のようなきっちりした番組は、まだあまりないようです。この「ホンネテレビ」がそうなのか、全体がそうなのかはわからないけど、地上波の番組を見慣れ目には、ゆる~い構成と成り行き任せな感じがしました。これがいちばんの違いかなぁ。
「彼ら」の下3人も、最初のうちそれに戸惑っていたのがよくわかりました。手探りでやっていたのがありありで、かなりぐだぐだ。仕切もCMの入りもタイミングが悪く、見ていた一部の方が、「中居く~ん。来て~」とつぶやいていた気持ちがよくわかる感じでした(この番組についてのつぶやきを見れば、視聴者の気持ちはすぐにわかります)。
最初のあたりは見るともなく流していて(お風呂に入ったり、なんだかんだしながら)、深夜3人だけになって話しているのをやっと興味深く見て、さてそろそろ寝ますかと思ったとき、末っ子君が最初の舞台であった、この局の社長さんの別荘にある、スカッシュのコートへのガラス扉に絵を描くことになり、それを完成まで見てしまいました
(確か5時過ぎごろまでだったと思う)。

一人になった末っ子君は、絵を描きながら、時々ビールをグビッとやり、テレビのこちら側に向かって話しかけます。「コレを朝まで描いてるだけだから、寝たい人は寝てね」とか、「コレ(ネットテレビで番組をやること)が正解なのかどうかわからない。でも、楽しいからいいや」とか、「今回3人のそれぞれにスタッフが一人ずつついてくれて、世話をしてくれている」とか、「(スマホの充電の減りが早いから)スマホにこんなの(外付けバッテリーというか、充電器というか)を付けてくれた」とか言って器具を見せる…なんていう、何てことのない話だったんですが。

「この色かな…」。「ああ、ガラスに描くってはじめてだけどおもしろい」とか、ぶつぶつと誰に言うでもない独り言をつぶやいたりもします。そんな中でそれまではなかった絵ができるのを見ているのは、とても新鮮な経験でした。私にとっては、何が起こるかわからないというのとその緩さが、段々と気持ちよくなってきたのはこのあたりからだったかもしれません。
※話は次に続きます…が
実は、出先でポメラ(ノートPCではなく、携帯ワープロ)で書いていたのを、飛ばしてしまったの…
ここまでのは無事だったので、取りあえずアップします。

