『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

神様も万能ではない~その1~

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 前記事の続きですが、いっぱいより道をしてきたので、ちょっと話を整理しますね。


  そう。まずは、ここから。「彼ら」の解散騒動は、ほんとに気持ちの悪いものでしたよね。「彼ら」は何も語らず、裏を取れば…というか、「彼女たちの知っている事実関係」に照らすと、ことごとく簡単に虚偽だとわかる「相当たちの悪い嘘」を、スポーツ紙や週刊誌はいうに及ばす、テレビでは、まるで責任は取りたくないとでもいうように、「○○の記事によると…」という枕言葉とともに、どこでもここでも垂れ流していました。まるで、それが事実だというかのように―。なんかねぇ、これ、別の意味で、ずいぶん前に見た風景だと思ったの…。


 こういう時は、大抵「本当のこと」とは違う誰かの意志がそれを動かしている…というのは、その時に学んだこと。そして、その「嘘」を「嘘」だとわからせてくれたのは、ネットの存在でした。ネットは、玉石混淆だとよく言われます。嘘もホントも入り混じって存在している。だから、同じことでの、あっち方向からや、こっち方向からの情報をすり合わせて出来事を見ないと、あらぬ方向に「洗脳」されてしまう。それもわかっています。


 それをクリアする知恵を、「彼女」たちは持ち合わせていました。会員数100万人という「彼女たち」。それも、結成から30年近いグループのファンですから、その年齢層もすそ野も広いから、いろんな職業の人がいる。ですから、当事者じゃないからそのままのことはわからなくても、知っている事実をすり合わせていけば、流れとして事実を知ることはできる。そう言うことですね。


 何を聞かされようと、信じられるのはそれだけだと、「彼女たち」の多くはちゃんとわかっていました。だから、まるで「彼ら」のこれまでを、そしてこれからを傷つけるためだけに仕掛けられているような記事に傷ついても、信じることはなかったんですね。そして何より、「彼ら」は、ずっとずっと「彼女たち」に対して誠実だった。だから、信じられると思っていた。これ、一番大きいと思う。


 いろんなことを知っていくたびに、私もこのことを確信するようになりました。いろんな意味で、「彼ら」は普通じゃない、と―。元々普通じゃなかったんでしょうか。そんな人たちが集まっていたんでしょうか。いや、そんなことはないでしょう。環境が人を作る…なんて言葉もありますもんね。さて、「彼ら」はどんな環境で仕事をしていたんでしょう。