神様も万能ではない~その2~

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彼女たちのつぶやきの中で感じたのは、「彼ら」は、自分たちの所属事務所(特に上層部の人たち)に邪魔され続けてきたというか、少なくとも愛されていたグループではなかったんだなぁということです。

前の記事で書いたけれど、「なぜ一位をとれないんだ」といわれたグループを引き受けたのが、「彼ら」の元マネージャーさんで、彼女に代わってから、彼らはどんどんと高みに上っていった。これは事実です。CDの売り上げやコンサートの動員数、出演番組の多さや、話題になる頻度、その頃はまだ信じられる部分のあった視聴率などで容易に知ることができます。それから昨年までの間に、「何なのこれ?」と思うようになる分岐点がありました。

 それは2003年の出来事です。2003年、その年は「彼ら」の大躍進の年でした。出るドラマはどれも評判を呼び、すでに始まっていたフ〇テレビの「例の番組」もかなりの人気でした。9月で終わる末っ子君の土曜の夜の番組もすでに始まっていた。そして、「彼ら」の最大のヒット曲であり、今年の99日(彼らのCDデビュー26周年当日)には、何とその日一番売れたCDとなった「あの曲」が発売され、こういうグループとして初めて紅〇で大トリを務めることになった年だったんですね。

 自分たちが手がけていた時には、大きく羽ばたくことができなかった「彼ら」が、とんでもない存在になってきているのを、「彼らの躍進を面白く思わない人たち(これ以降Ⅹさんと呼びます)」は肌で感じ始めたんでしょうか。いや、盾となって、「彼ら」を守ろうとしている存在が、自分たちの立場を脅かす存在になってきていると邪推したのかもしれないですね。

 2004年。この年、末っ子君は大〇ドラマの主役を務めることになります。ところが、Ⅹさんは、それに反対だったと「彼女たち」は書いています。それを私が知るすべはありませんが、↑で書いたように、事実関係をたどることはできます。末っ子君は、演じることだけを生業とする俳優さんでさえ、他の仕事を一切断って覚悟して挑むこともあるといわれるこの〇河の主役を、ただでさえ忙しい普段と全く変わらぬスケジュールに加えてこなしているんです。

 このドラマについて、彼がセリフを憶えてきていないとか、部屋に立てこもって出て来ず、全体の和を乱しているとかいう週刊誌の見出しを見た記憶があるんですが(もしかしたら、それも仕掛けられたものだったのかも)、そりゃそうだろうな…と思える状態だったということがわかりますね。事前に台詞をしっかり頭にいれておくなんて、そんな暇は彼にはなかったんですねぇ…。

 それでも、彼はやりとおした。彼が演じた人の首がさらされたという鴨川の河原で、彼を見ようと橋の上に集まった人たちを見上げて、「これだよ。(その首は)きっとこの光景を見ていたんだ」と感慨深くつぶやくくらいに(その時は、もう見えてないって…)。そして、「副隊長」の助力もあって、今も出演者たちが毎年宴を持つというほどの「和」を持つに至った。

それは彼にとって、どんなにか力になったことでしょう。ところが、ドラマに参加していたある人から、「一の人(末っ子君の役柄からの呼び名)のコンサートに行くのが楽しみだ」という言葉が出たとたん、その翌年予定されていた「彼ら」のコンサーとが開催されないことが決まった。そしてそのとき以来、「彼ら」のコンサートは2年に一度しか行われなくなってしまったのだそうです。

 更に、まだまだ「あの曲」が売れていたこの年、「彼ら」は、新しい曲が出ていないという理由で紅〇を辞退しています。「彼ら」自身の意思でということになっていますが、昨年の、「説得はしているが『彼ら』が同意しない」と説明しながら、実際は事務所側が早々に断っていたという「事実」からしても、おそらくそれと同じ…というか、「彼ら」の意志ではないだろうなということが容易にわかりますよね。

 そして、その翌年、あの事務所に子会社ができます。「彼ら」はそこに移籍し、本体のあの事務所所属の立場から切りはなされ、関連グッズを売る店からも、ごく一部をのぞいて、彼らに関するものは販売されなくなったと彼女たちは書いています。(続く)