実は昨日、素敵な版画展に行ったので、今日はその話を記事にしようと思っていたのですが、いよいよ、明日の夜出雲大社の神様が仮殿から本殿に戻られるというニュースを見て、気が変わりました。とはいっても、遷宮話ではないんですけけどね。
60年に一度の遷宮を前にして、東京から出雲へのブルートレイン『サンライズ出雲(途中で連結している『サンライズ瀬戸』とに別れます)』が人気なんだそうです。東京から出雲へは12時間くらいかかるようなので、かなりの長旅になるんですけどね。
夜10時出発だから、寝ていれば着くという気楽さからなのか、ゆっくりと出雲に近づきたいという想いからなのか、ブルートレインの旅情を味わいたいからなのか…、理由はそれぞれなんでしょうけど、お友達とわいわいしながら行くんでしょうね。
私が『サンライズ出雲』に乗ったのは一度だけ。わかるひとにはわかる「ハナヨイベント」の帰りでした。
その時にも書いたのですが、ホントにいい気分だった私は、風にあたるべく早めにホームに行き、どうみてもイベント帰り(カートを引くその方のバッグに「かわいい子」がぶら下がっていたんです)の方とお会いしたんですね。
隣に座るその方に、「もしかして…」と声をかけました。そして、イベントのあれこれのことを始め、いろんなお話をしたんです。もう、あらあら乗らなきゃ…という時まで。
「私は岡山で降りる」と話されたその方と、「またお会いできたらいいですね」と、あわてて隣同士の車両に乗り込んだのですが、今思えば、岡山で起きて見送らせていただけば良かったなぁと、その辺りでしっかり寝ていた私は後悔しています。
それにしても、「あの子」を知らなければ、ああいうイベントに参加することどころか、そんな時間をもつこともなかったと思うんですよね。あんな時を持てたこと、ホントにうれしい。あったかい思い出です。昨日の記事ではないけれど、イベントで「暖かな時」をいただいたから、あんな気持ちにもなれたんでしょうね。
「またそんなやり取りができるのは、いつのことでしょう」と聞いてみましょうか。「今でしょ!」…とは言えないよねぇ、さすがに…。