『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

ぺ・ヨンジュン3Dという名のDVD(番外編)

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今日は、一日晴れ~。晴れ~。晴れ~♪
何ヶ月ぶりでしょう…。「お天気な夕方」が本当にうれしくて暖かで…(T.T)。いや。大げさじゃなく浮かれてしまいました…。

ところでこの間、「ぺ・ヨンジュン3D」というイケてないタイトルのDVDの話をしましたね(1月23日投稿『ぺ・ヨンジュン3Dと言う名のDVD』参照)。そのときに言い忘れたことがあったので、ちょっと追加です。

監督はインタビューで、いちばん印象的だった(感じたと言い換えた方がいい?)シーンは、ライブで家族への手紙を書いたシーンだというようなことを話していらっしゃいました。彼の立場なら、もっと楽な方法があったはずだ。それをあえてあの方法を撮ったことに感じるものがあったと。

彼が努力家であることは、これまでのことでよくわかっています。納得いくまでやめない鉄の意志を持つ人だということも…。そのことがわかっているために、見落としてしまっていたことがあります。

それは、まさにそのシーンのこと。監督いわく、「俺が俺が」でない彼は、自国の文化を「どうだ、すごいだろう」ではなく、「どうそ、見てください。知ってください」というスタンスでこのイベントをやっていた。その文化と日本文化との違いと共通点を示しつつ…と話してらしたのだけれど、まさに、そうだったんですよね。このシーン。彼が、何故あそこであんなことをやったのか…。それに改めて想いが至ったんです。

彼はあちらの国の文化をそこにいた人達に知ってほしかった。でも、それだけではなかった。ライブで、日本語の手紙を書く…。それこそが、彼なりの「日本文化の体現」だったんではないか。それに気がついたんです。その想いを伝えたいだけなら、いつものように、ちょっとイントネーションがあやしい日本語(^^;)で話しただけでも良かった。でも、彼はああいう手法をとった。自分の国の文化だけを伝えるのでも、それを押し付けるのでもなく…。

監督のインタビューを聞いたとき、それに気がついてちょっと感動したんです。久しぶりの明るい夕方に、この前書かずにに終わっていたそのことを思い出しました。