『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

アテナツアーに行ってきました!(その9)ベースキャンプ「望湖楼」

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撮影隊のベースキャンプに使われ、撮影にも使われたという「望湖楼」は、周囲12キロの東郷湖という汽水湖のほとりにあり、このあたりの旅館でいうと、ちょっと上めのクラスの旅館になります。湖にせり出したお風呂や、そこや館内からの景観がいちばんの売りになっている旅館ですから、ここで撮影があったと聞いたときにから、この辺でドラマの撮影に使うとそれば、確かにここだなろうなと思ってはいました。

青山剛昌ふるさと館を出発して、途中、チョン・ウソンさん達の組織(?)の本拠地の外見として使われたという建物を車窓から見たあと、一瞬のうちに晴れたり曇ったりを繰り返すようになった空の下、湖岸での撮影場所を少しだけ見て、その望湖楼に到着です。

お邪魔したそのロビーの奥には、モニターが準備されていました。音を消して、ドラマのワンシーン(もちろん、ここでの)が流されています。

流されていたのは、ウソンさんが追っ手の手を逃れ、ウソンさん扮する人の旅館での部屋として使われたという特別室を出て、ロープ一本を頼りに湖の方にダイブするというアクションシーンです。ここでその撮影が行われたということもありますが、ドラマを見ていた方にはわかる印象的なシーンなのでしょうね。たぶん、ツアー客の訪問に合わせて、このシーンを流すようにされているのでしょう。

「このシーンは、ほんとは県西部で撮られる予定だったのに、あんまり危険すぎると撮影の許可が下りなくて、ここで撮ることに変更されたのよ」と、隣になった方が突然耳打ちされました。そんないきさつがあったんですね。ここでは、予定通りのことができたのでしょうか。そのシーンを見た限りでは、かなりのダイブではあっても、あまりに危険すぎるとまでは思えなかったので、アクションを多少縮小して撮影されたのかもしれません。

そのモニターのそばには、ショーケースがあり、この旅館内で撮られたというラーメン屋さんのシーンで、実際に使われたラーメン鉢や、ウソンさん愛用の葉巻などが陳列されています。皆さん(友だちも)、それを間近にのぞき込まれますが、わたしは、「へ~。ウソンさんって、普段葉巻を吸う人なんだ」と思うくらいで、ちらりと後ろから見ただけで納得しました。

それにしても、こうなってみると、撮影で使ったものはともかく(その葉巻は御本人に提供していただいたものなのだろうけど)、俳優さんはロケ地でよけいなものを捨てたりできませんよね。よほど気をつけないと…って、陳列は了解がないとできないか…。

それからは、館内やお風呂付近など、撮影に使われた場所の見学です。「ここが温泉卵を食べたシーンで使われた場所ですよ」などと、色々教えてもらったのですが、そのひとつひとつが?で、特に思い入れのない人間にとっては、どれもこれも「ああ。そうなんですか…」で終わりです。ウソンさんファンの方に言わせたら、「信じられないわ!(怒)」…といわれるかもしれませんよね…^^;。

改めて思うのは、ロビーのセッティングからしても、このツアー客だけでなく、ドラマを見た、海の向こうからのお客様を期待して、ここを撮影に使って欲しいという、旅館からのかなりのアピールがあったんだろうな、ということです。つい最近、あちらの有名ブロガーさんがこのツアーに参加し、ご自分のブログでこのツアーでのあれこれを公開されたという話をあるサイトで読みましたが、それ以後その効果は出ているのでしょうか。