『坂道』
私が立ち止まるたびに
”自分を信じろ!”と あなたは言った
そうして 行方 見つめてた
冷たい奴だと 思ってたけど
今は 思うよ
あなたは ほんとうに やさしいひと
誰にでも 越さなきゃいけない 坂がある
ひとりで のぼるしかない 坂がある
息せきついて のぼる坂の上から
”ここだよ!”と 声がした
両手広げる ひとがいた