素描(デッサン)

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                    『素描(デッサン)』
                 
                  木曜日の 美術館は
                  人影も まばらで
                  時間 さえもが どこかに
                  腰かけて いるよう

                  足音も はばかるように
                  ただよう 展示室
                  加湿器の むこうに
                  その絵 みつけた

                  それは 少女像
                  淡い 淡い やさしい色の
                  なんだか 君の想い
                  見える ようで ほほえむ


                   自分が みえなくて
                   こころばかり 急がせてた 日々は
                   どこか 素描に 似てるね

                   かいては けして
                   けしては かいた
                   不器用な わたしの 素描
                   なければ きっと 気づけなかった
                   君の 想いの 深さに なんて
  

                   おどろくほどの ひたむきさ
                   せつないほどに 愛しくて

                  みつめていたい 
                  しばらくは
                  みつめていよう
                  君の 素描