暦通りに秋らしくなった9月。あと10日あまりで、また仏事の行事(彼岸の中日)。そう思うと、ちょっとため息が…。
実は、苦手な親族がいるんです。やたらマウントをとりたがり、どんな話をしても、強引に自分の都合のいい話にもっていく技を持っているんですね。さらに、人の話はちゃんとき・い・て・い・な・い…から、伝えないといけない話を間違って覚えてるときたもんだ。いや、たちが悪い。
けして話を理解できない人ではないと思うんだけど、わたしには、相手を自分の思うように操りたい意識が強くてそうなっているように見えるんですよね。または、「自分の考えこそが正しい。間違ってる相手を正してやらねば」って想いが強いのかしら。
だから、こちらは何の話をしていたのかさえわからなくなってくるし、とても疲れるんです。
この前のお盆は特にそうで、こちらが話しておきたい話と、あちらが返してくる言葉がずれてる…どころかまったく噛み合わず、まるで、「相手の言った言葉を理解したら罰ゲーム」なゲームでもしているような気分になったんですね。
そういう人、まわりにいませんか?
お盆の後、「そんな風だったよね」と母に話すと、「あら。元々そうだったじゃない。あんた、これまでまともに全部話を聞いてたの?」
えっ? …ってことは、ずっとまともに聞いてなかったの?…です。
「だって、どんなに丁寧に説明しても、結局話が違うんだもん。あっちの話を、ああそう、へーですますしかないじゃないの。抵抗すれば倍返しでくるし、こっちがもたないわ」
でも、こちらから話しておかないといけないような話は…。
「他の人が一緒に聞いてくれてれば、何とかなるわよ。実際そうなってきたんだから…」と、母。
知らなかった…。相手が相手なら、こっち(母)もこっちで、「(言わなきゃいけないことは)言うだけ言ったら、あとはし〜らない!」と思ってたんだ…。で、そのあとは、「あー。あー。聞こえない、聞こえない🙉」と思いながら、「へ〜。そうなの〜?。すごいわね〜」と相づち打っていたなんて…。その人と言われ放題に見えていた母は、がっぷり四つに組んでたんだ(何で相撲?)。
「どんなに相手がおかしくても、あんたが必死になって話して伝わる相手じゃない。大体そのまま話を聞く気なんてないんだから無理」
……………。
なるほどね……。
画像は、「デュランタ宝塚」というのの鉢植え。しばらく花がつかなかったんだけど、秋になって、やっと花がつきました。