『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

すべてはプラマイ0だから

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tatiaoi?



今年の秋は、ちょっと植物が変でした。まるで台風のような大風もあって、我が家の裏庭の、ほとんど紅葉していたブルーベリーやどうだんつつじ、玄関先のちょっとだけ色が変わっただけのモミジはあらかた散ってしまうし、逆に、植えられている場所が悪くて、いつもはあまり色のよくないモミジが今年は妙にきれいに赤くなりつつあったり(散らなかった場所にあるモミジね)。


 植物だ毛じゃなく、いつもはこの時期、あちこちにいてぞっとさせてくれるカメムシが、異様に少ないのも、何か気持ち悪いことの一つです。ほんとに少ない(助かるけど)。カメムシが多い年は雪が多い…という定説があるけれど、昨年はカメムシは多かったのに、雪はとんと降らなかったんですよね。やっぱり変。

 そういえば、少し前の天気予報で「エルニーニョ現象が起きているから、(こちらは?)この冬は雪が多いかもしれない」なんて話をしてました。さてどうなりますやら。とにかく、そろそろそういう時のための準備もしておかないといけないかな。


 …と、やたら長い枕詞を並べたところで…(枕かい!)。まだまだあれこれの予防が必要なウイルスのことに気をとられているうちに、もう師走。今年のうちに行きたいところも、やりたいこともたくさんあったのになぁと思いつつ、年を越すのかなぁ。


 ところで、この前は神社などの、リモート参拝の話にちょこっと触れましたよね。そのことの意外な効果(?)のお話です。

 遠方でなかなか行けない方のためになのか、ういう時期だからということもあるのでしょうか。少し前から、お寺ならご本尊のいらっしゃる本堂の(?)風景、神社なら拝殿の様子を、その寺社が、24時間のライブ画像を流していらっしゃるのをYoutubeなどでと見るようになりました。それでリモート参拝ができる。生きたい人にとってはありがたい話です。

 ところが、そうでもない方もあるようで。何と、賽銭泥棒をしているところを、ライブで流されてしまったということがあったんだそうです。先々月だったかな。どういう経緯でそうしたのかは記事にはかかれていなかったけど、犯人さん二人は警察に出頭したそうです。

 もちろん、人のいない時間を狙ってだったでしょうが、その姿を、ご祭神どころか、日本中でどころか、世界中で見られてしまっていたとなれば、逃げようがないですよね。ちゃんとした防犯ビデオでなくても、こういうライブカメラも、それなりの抑止力になるかもしれないと思った出来事でした。


 思わぬことがた~くさん、起きている年の暮れ、できれば、思わぬいいことが起ころといいですね。気づいてなくても出来事は、いいことも悪いことも、どちらも同じように起こっているはずだから。だって、エネルギーはプラスマイナス0で終わるはずですから。いいことが起きていないなら、神様への「貸し」です。なるべく早く、利子をつけて返してもらいましょうね(おいおい)。





※画像は、あれこれで盛りの時期にアップできなかった、通りすがりのタチアオイ(だと思っているンだけど、違う?)。


 

 
 

思念は残る?

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akinoyuukei


 あ~。今年は(正確には、ここ数年も)、秋の京都に行けなかったなぁとため息ついて、思い出した京都での出来事ことがありました。

 このブログの多くの記事はヤフーブログでアップしていたもので、これから書こうとしていることもその中にある話なんだけど(テーマに沿った記事を集めたいくつかのブログに分けようと思いつつ。それで、「総本家」なんです)、そのままになっているので)、簡単には探し出せなくて、まだ改めて書くことにします。記憶違いもあるかもしれないけど、出来事自体は大体そのままだと思います。


 かなり前のことです。ある秋の日。母と二人で秋の京都に出かけました。ただ、日時が寸前まではっきりしなかったために、いつも泊まるホテルを予約することができず、それまで一度も泊まったことにないホテルに泊まることになったんですね。

 場所は、翌日どう動くにもまずまず便利なところだったし、お部屋も新たに改装されたばかりのようなお部屋で、それ自体になにも問題はなかったんですね。


 母はすでに先に休んでいた、俗に言う(俗に、か?)「丑三つ時」のこと。予定の他にもう一ヶ所どこかにとしばらく見ていたガイドブックを閉じて、「それじゃ寝ようか」と私がベッドに入った途端、部屋がドンドンバリバリ、ズリーズリーと、大きく激しい音をたて始めたんです。もう振動さえ伝わってくるくらい。

 そういうことに出会うのは初めてのことでした。というか、「亡くなっている人」を見たことなどないし。母の方を見ると、眠りこんでいるのか動きがなく、これを感じているのは私だけかなのかと思いました。


 どうしたもんだろう。フロントに電話するかな…、でも、こんな時間に来てもらうのも嫌だなとか思ううちに、ふと思ったことがありました。もしかしてこれは、「残留思念」というやつではないか、と(意外に冷製?)。


 何かを引っ剥がすような音、何かでどんどん壁を叩くような音、べニア板か何かをえらい勢いで引きずるような音など、室内工事の時に聞く音のようだと思ったからです。お客様がいるのにこんな時間に工事をしていたわけもないだろうし、もしかして、この部屋の改装に携わっていた若い職人さんかなんかが、上の人に理不尽に怒られたか何かで、やけくそになって仕事をしているような音だと、勝手に思ったんですね。


 音は相変わらず大きいし、体に振動も伝わていたんだけど、そう思ったら、妙に眠くなってきて眠ってしまったんです。その後、悪夢にうなされる…とかいうこともなく(その後も一切ありません)。


 それは、30分~1時間弱くらいの出来事だったと思うのですが(私が起きているなかでは)、実は、その時母は目覚めていたそうで、あまりのことに動けなかったんだとか。朝になって、「あんな状態で寝られる人間がいるなんて信じられない!」と言われたんだけど、単調で大音量の激しい音楽を「聞かされて」いると、なぜか眠くなってしまうということってないですか? そういうのに近い感じでした。いちばんに、なぜかまったく怖くなかったということがあったせいもあるかもしれません。

 チェックアウトをするときに、「昨夜どこかで工事をしていたんでしょうか?」と母がフロントで聞いたのですが、そんなことはなかったという返事。私も、実は私たちの部屋の周りの部屋に気配がしなかったのは、朝になってそれとなく確認していましたから、実際の出来事ではなかったんだろうとは思っていましたが、その時のそこのフロントの対応は、ちょっと不親切だったなと今も思います。


 ところで、何故そんなことを今思い出したか…。それは、実はそのホテルが別会社のものとして建て替えられ、開業されたという記事を、偶然ネットで見かけたからなんです(リアルタイムの記事ではありませんでしたが)。

 私が思ったように、ただの残留思念だったとしたら、新しい建築物となった今は、あの音は、あの振動は、引き継がれないものなんでしょうか。そうであってほしいですよね。私は多分、それでも行かないとは思いますけど(おいおい)。

今年の流行語

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ryunoyounakumodatta



 とんでもないあたふた事(とはいっても、後になって見ればさもあなんな事)に振り回されているうちに、あたりは暗くなってしまいました。ほんとに暗くなる野が速いですね。

 …というわけで、これから今日記事にしようと思っていたことをつらつらと並べてみます。


 毎年公表される…ユーキャンでしたっけ? 今年の流行語っていうやつ。今年、どんな言葉がリストアップされているのか知らないけど、個人的に感じていえう今年の流行語は、「リモート」です。

 リモート。それだけの意味としては「遠隔」ということになるんでしょうが、今年に限っては、仕事のやり方の一つとしての略語となっていた気がします。


 使われ始めた最初の頃は、「(何かの分野での)専門家の先生方に集まっていただいて会議をする予定だったが、このコロナ騒ぎ。重篤化しやすいとも言われるお憂いの先生がいらっしゃることもあり、リモートで行うことにした。ところが、『リモートですることになりました』とお話すると、『わかりました。で、私はどこに行けばいいのですか?』と言われ言葉に詰まってしまった(正解は、その先生のお宅…ですよね)とかいう話があったし、しばらく出社せず自宅で仕事をすることになった方(お母さん)が、お休みになっていた子供さんに振りまわされてお説教をしている間に、朝のリモートミーティングの時間が過ぎてしまい、「どうしたんだ。何かあったのか」の電話が入って来てしまったという笑えない(実際は笑われた)話を聞いたりもしました。

 そうそう。実際リモートで仕事をしてみると、「それで十分やれることがわかった。社員の通勤の負担も減らせるし、これまでのような広い社屋は必要なくなるから、必要経費もずいぶん減らせることになる」なんて話も聞きました。まぁ、これは業種もありますよね。

 こんな騒ぎでもないとなかったことが、いくつも起こっていますよね。できれば、笑えるようなとこで起こってほしいんですが。


 そういえば、リモートついでに。「リモート参拝」って聞かれたことがありますか? 家にいて、神社仏閣に行ったつもりで、お参りしてみることです

 神社参りには行きたいけどその場所が遠い。このコロナ騒ぎの中では出かけるのがためらわれる。そういうときは、これです。行きたいと思うところが以前行かれたことがあるところだったらイメージしやすいですよね。言ったところなら、動画を使えばいい

 いろんな神社仏閣を訪れられた方が、そこでの様子を動画に収められ、Youtubeなどで流してらっしゃるんですが、その中でちゃんと、こちら側の人間が(拝殿の前で)お参りする時間も作って下さっているんですね(YoutubeならYoutubeの検索に、行きたいところの名前を入れると、リストが出てきます。もちろん、あればですけど)。これってmその場に立ったつもりでやるエア参拝ですかね。


 馬鹿にしたものでもないと思いますよ。だって、神様って見えないけどお参りするじゃないですか。もちろんそこでないと味わえない空気感や風はあるけれど、見えないならここでも祈れる。そんな気がします。心がついていけば、りっぱな参拝です。だから、私も祈っておきます。あなたがいい夜を過ごせますように。
 




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手紙に還る

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memotyodakedo




 父が亡くなって10年になりますが、今も前と同じ頻度で交流のある父の友達があります。娘さんはお嫁に行かれ、ご自分が御病気がちなこともあって、娘さんに最期のあれこれで困らせないようにと(ご自分がそう言われていました)、早くからご自分の実家の菩提寺にご夫婦の永代供養をお願いされていたし、80才になられたときの年賀状には、「この年を最後に年賀状のやり取りをおしまいにさせていただきたい。年ですね。年賀状を書くのがつらくなりました」との言葉が添えられていました。

 それでも、仕事がらPCは達者に使いこなされていたんだけど、「使っているPCの調子が悪くなったので、これを機会にこれからは手紙を書いてみることにした」とのお便りが届いたんです。お返事を書こうとして、気が付きました。最近ちゃんとした手紙というのを手書きすることが極端に少なくなっていたせいで、気の効いた便せんや封筒が手元にないことに。

 買いに行ってみると、手紙を書くことが少なくなってしまった今でも、素敵な便せんや封筒がけっこうあるんですよね。100均のだって侮れない。相手によっては(絵柄の愛らしさや楽しさを面白がってくれる人なら)、結構使えそう。


 さて、どれにしよう。わくわくしました。そして、お返事をあれこれ考えながら文章を書く時間。なんとも、まったりした気持ちよい時間です。で、ふっと思ったんですね。いつからだろう。便せんや封筒を探す楽しさや、こんな時間を味わわなくなったのはって…。


 さて、実際に手紙のやり取りをしてみると、これまで極端なときにはチャット状態でメールのやり取りができたので、意思の疎通にとんでもなく時間がかかる気がします。いや。実際にかかってますよね。手紙がちゃんと届いたかなぁなんて思いを巡らしたりもするし…。でも、こういうもどかしい時間が普通だったんだよね、昔は。

 それに、手紙だと、本人がこれを持ちださない限りは情報が漏れる心配もない。けっこういいセキュリテイ管理システムじゃない?…なんて、一転世知辛いことを考えたりもした出来事でした。

 

 

湯水のように…じゃなく、湯水ですから~!~その3~

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uraniwanobiora



 (二つ前からの続きです)

 翌日、待ちかねた水道屋さんが。水道管のつなぎ目が腐食してビビが入ったための漏水だと言われました(古い家ですからね~)、それでも、30分ほどで修理は完了!(パチパチパチ)。実は、少し前からそこの蛇口の締まりが悪いというか、やたら重いと感じていたんだけど、そのことも今回のトラブルの関連だったようです。

 そうそう。寝ずの番の途中、止水栓を閉じて寝るというのはダメかしらとネットで調べたんですね。そしたら、管が腐食している場合、「不用意に止水栓を閉めると、再び開栓したときに大きな圧力がかかり、余計にヒビが広がってしまう可能性がある」と書かれていて、止水栓を止めるのをあきらめたたんですよね。その時以上のことになるというのは、考えたくもないことでした。

 今思うんだけど、「あれっ。蛇口が締まりにくくなったな」と感じたときに、「これくらいのこと」と思わず水道屋さんに見てもらっていたら、こんなひと騒ぎをしなくて良かったんですよね。水道管を長らく換えてらっしゃらない部分があるお宅は、頭の片隅に置いて置かれるといいことかもしれません。ご参考までに。


 その日の午後。温水器の部品の交換が終わりました。お風呂上りに、ぞぞっとしながら、もう温水器のバルブを閉めに行かなくていいんです。それ以上に、短時間でたっぷりのお湯に浸かれる幸せったら…。もう手を合わせて「ありがとうございます~!」と言っちゃいましたからね、幸せすぎて…。

 これもね~、一気に変わったのではなく段々とだから、お湯のたまりが遅くなってきていたのに気づいてなかったし、それまで特に温水器の異常を感じなかったために、モニターを常に気にして見るという習慣がなかったということが大きかったんですよね、考えてみれば…。ここも注意点でした。ちょっとの油断が、命取り…とまでは言いませんが。


 翌日の温水器の修理にも、やはり部品交換が必要でした。ただ、ここ数日のあれこれで、「少々高額になりますが」と言われても、「ありがとうございます!」の心境になっていました。応対が異様に明るかったのにわずかに怪訝な顔をされたので、「実はね…」と事のいきさつを話すと、「うわ~。一気に全滅ですかぁ? 大変でしたね~」。そう。大変だったんです。高額部品だろうが何だろうが交換ですんだことに感謝だし、直してくれたあなたが天使に見えますよ、私には…。

 話はちょっとずれるけど、以前テレビで、「借金は、最初に必要な額よりかなり多めに頼み、そのあと必要な額を頼むとうまくいく」なんて話をしていたのを聞いて、「そんなこと。借金は借金じゃない」と思ったことがあったんだけど、借金ではないけど、今ならわかる気がします。温水器と食洗器、両方のとっかえになるかもしれないと思っていたのが、たとえ高額でも部品交換ですむとなるとすごく安くすんだって気になりましたから。どっちにしろ、予定しない高額出費には変わりないのにね。人間って、不思議なものですね。


 そしてようやく、我が家に平和が戻って来ました。それまで当たり前にできていたことが、当たり前にできなくなったとき。そして、それが戻って来た時。この程度のことでも、それでどう気持ちが動くか。それを思い知った感じです。そして、ほっとした途端、再び鼻たれ小僧が戻って来ました(ズルッ。タラ~)。

いいんだ、いいんだ。これくらい。お風呂で暖まって、今夜は早めに寝るとしましょ。
 

湯水のように…じゃなく、湯水ですから~!~その2~

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yumizunihakankeinaikeredo



(この前の記事の続きです)

急いで沸し上げをしてお湯がたまるのを待ち、(まだすぐ流れてしまうかもしれないから)早めにさっさとお風呂に入った翌日。約束通り温水器をみに来てもらいました。ドキドキしながら結果を待っていると、2つの不良個所があるとのこと。「部品交換が必要で、その部品は取り寄せになる。部品交換まで3~4日待ってほしい」という結果でした。
 
 今回ばかりは、「ええ、ええ。待ちますとも。部品交換ですむのなら」…という心境です。食洗器の方は、「メーカーさんに見てもらいましょう」ということになりましたが、これも結果的にはあちらの予定で、同じくらい待つことになりました。


 お湯がちゃんとあるか、モニターを日に何度もチェックする日が始まりました。チェックしてみると、日によってお湯の減り方はちがうし、その温度も、いっぱいあるのに40℃ほどに落ちていることもあって、「おいおい。40℃って、高熱のある人間の体温じゃないの。温水器の温度じゃないよ~」と思わず突っ込んだりする時も。急に温度が下がっていたために、沸き上げにして入れる温度になるまで、母にも真夜中まで待ってもらった日もありました。いきなりだめになるわけはないから、この以上はもっと以前からだったのでしょう。普通の調子でお風呂に入れていた日々は、「運よく」という枕言葉がついていたのかもしれません。

 それも長く見てあと二日とほどかと思った、その日の夜中。洗面所からおかしな音が。ゆっくりとぽとっぽとっと聞こえるんです。これは…と思いました。あわてて音が聞こえる洗面台の下の開き扉を開けてみると、思った通り水漏れです。ホウ酸や重曹や洗剤などと別のものを分けていれている、それぞれの容器いっぱいに水があふれそうになっているんです。いつからだったんだろう。その日特に気になることはありませんでした。というか、「昼間の音たち」が静まった夜中だから、聞こえた音だったのかもしれません。


 とにかくそこにいれていたものを全部出して、取りあえず落ちてくる水滴をバケツで受けて朝を待ちました。前回の記事で書いた水道屋さんをお願いすると、「え~。今始まったかぁ。まだ連絡してないよなぁ?」。そう。今のままでは家の中の工事はできないから、お役所に電話して止水栓を直してもらうようにと言われていた。その日から日はたってません。

 駆け付けて来てくださった水道屋さん。一応見てくださったんだけど、「実はこれから、知り合いのところに出張仕事に泊まりがけで行くところだった。この落ち方ならこのままバケツで受けておいてくれれば、帰ってからの作業で大丈夫だと思うから、今みたいにバケツで受けといて」ということでした。私もそれで大丈夫だろうなと思っていたんだけど、お役所に電話して止水栓を直してもらってから、様子が激変したんです。ポトポトどころじゃありません。そのテンポは速くなり、時にはトトト~、時にはタタタタタ~になってしまったんです(擬音大会か)。


 とてもお帰りを待てないみたいだ、と言うことになりました。でも、近くに知り合いの水道屋さんはなく、いつもの水道屋さんに連絡をとってお知り合いの方を教えてもらえないかと聞いたんだけど、ちょうど祭日で休日のこと。出かけてらしたり、別の予定が入っていたりとだめだったんですね。

 そうなると、頼りはネットです。ネットで探した365日受け付けの業者さんに電話したら、休日で人出が少なく明日になってしまうとのこと。頭では、「開いたなら、水道屋さんの知り合いの方に連絡がつくはず」と思ったんだけど、お願いしといて断れないと思ってしまう性格の私、「それではなるべく早くお願いします」ということにしてしまいました。そう、ここでも休日がネックだったんです。


 そっから、何回水を…、いや。バケツを換えたでしょう。うっかりしてたら水が洗面所に流れ出していたということもありました。それどころか、最後には30分ごとに換えなくてはならなくなり、寝ずの番となりました。冷えました。でも、お風呂には入れない。何てたって、空ですから。思えば、寒い寒い夜でした(遠い目)。

湯水のように…じゃなく、湯水ですから~!~その1~

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 ここ数日、とんでもないトラブルに巻き込まれていました。今考えても、これだけ一気に重なることはそうはないんじゃないかと思える出来事の連続。疲れ果てました。


 それは、ある夜お風呂で髪を洗い、シャンプーを洗い流しているときのこと。「あれっ。何かぬるいな」と思って調節したはずのシャワーのお湯が、「ほとんど水」の状態になってしまったんです。当然体にも冷水は流れ落ちて来ますから、冬よりはまだいいと言いながらもこの時期のこと。あわててバスタブに飛び込み、お湯の蛇口を開いたら、こっちも「ほとんど水」になっているじゃないですか! どんどんお湯が冷えていきます。

 浴室を出てモニターを見ると、なんと温水器のお湯が空になっています。こんなことは、お客様でもない限りわが家ではありえないこと。大体、その日はいつもと変わりない一日でした。さらに翌日。その日は母の診察日で出かけていたので、ずっと家にいる母も使ってはいない。それなのに、朝出かける前に見た時は温水器に一杯だったお湯が、何と半分になってしまっていたんです。


 常にモニターを常に気にしているわけではなかったので、正確にはいつからかはわからないんだけど、これは間違いなく異常です。うちがずっとお世話になっている工務店さんを通じて、温水器を入れていただいたところに連絡すると、「(その日は)予定があって、もう時間的に無理」とのことで、翌日来ていただくことになりました(実は、その夜も空っぽになったんです)。

 ネットでちょっと調べてみると、安全弁とやらの部品の異常でそういうことがよくあるらしいんですね。その「症状」の一つとして書いてあった、「流れてくる水量が少なくなってくる」というのにも、「勝手にお湯が排水される」というのにも、そういえばと思い当たることがありました。いつからかお湯がたまるのに少し時間がかかるようになっていたし、夜中一度、お風呂に入っている時に、何かが排水されている音を聞いたことがあったんです。故意にではないけれど、それをたいして気にもせずに放っておいていた…ということになりますね。


 なるほどそういうことかぁと思っていた時、ピンポ~ンと我が家がいつもお願いする水道屋さんが。古くなった屋外の蛇口の先がだめになり、「ホースをつないでも落っこちてしまうようになったんで、都合のいい時に換えてください」と頼んであったんです。「実はこんなことがあってね」と鼻歌交じりの作業中に温水器のことを話すと、「そりゃ~、間違いなく部品交換だな~。多分それで済むとは思うけど、万が一だと温水器の買い替えということもあるかもしれない」。

いや。それは困る。実は、少し調子の悪い食洗器も見ていただくように、今回お願いしたところに頼んであったんです。実は、どうも洗いあがりが悪いぞと思い始めた秋の初めごろから、あまり使わないようにしていたんですよね。自分のあれこれもあって、「これは改造をお願いした大工さんに頼むべきか、メーカーさんに頼むべきかと思い悩みつつつ、「いつ直るのかしら」と母に嫌味を言われて続けながら時を過ごしていた(早く直したいなら、自分で電話しろ~だった)んですが、どうせ来てもらうんですからね。


 どちらも10年超えの物なので、耐用年数はきているらしい。両方が買い替えなんてことになったら、調べて見ると総額40万円ぐらいになりそうです。一気に予想もしない40万が飛んでいくようなことになったら…。「いい機会だから、エコキュートにされませんか?」などと言われても、「あ~。あ~。聞こえません! 聞こえません!」ととぼけるしかない世界です。

そんなことを思っていると、「それより、それぞれのじゃなくて、家全体の止水栓ね。あれ、先の方がおかしいよ。ちゃんと止まらない。急がないから、直してもらうように役所に頼んどいてね(年齢と持病のことがあって、指定業者を辞退したそうで、自分が勝手にいじるわけにはいかないという話でした)。今回は外の工事だからいいけど、万一家の中の工事をすることになったら、水が止まらなくて家中水浸しになるって言うか、工事ができないからね」と水道屋さん。「急がなくていいんですね。わかりました。電話しときます」と答える私。

 取りあえず、お願いしていたことがひとつクリア。後は温水器と食洗器…。そう思いました。ところが、↑に書いたできごとは、ほんの序章に過ぎなかったんです(大げさか?)。


                            次の記事に続く