『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

バッファか…


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 ↑から一年半近くがたったんですねぇ。もうこの3人、舞台から映画から、果ては「末っ子君」の個展まで、ちゃんと休んでいるのかしらと思えるような仕事ぶり。「あの子」の時と同様、それにかかわることをあれこれ書いてくれる「彼女たち」のつぶやきは、とても面白くて興味深くて、おまけに何か「いいこと」があった時の、そこに流れる空気のあったかさがすごくて、わすかな時間が空いた時などついつい読ませてもらってるんです。

 昨年、パリでの「末っ子」君」の個展についてのお話を記事にするといっていたのに、あれこれのことでまだ書いていなかった。なのに、今日はとうとう(?)3か月間にわたる、「末っ子君」の日本での初個展がスタート…ということで、早く去年のを書いとこうと思い、「彼女たち」のその時のつぶやきを参考にしようと見ていたら、なるほど怒るわけだ…と思えることに出会いました。いや。個展には関係ない話なんですけどね。

 先月だったかなぁ。新しい国立競技場ができることにひっかけて、「だれが最初にコンサートをするのか」というような話をどっかのワイドショーでやっていたというのは私もネットニュースで見かけていました。何でだか、前の国立競技場でコンサートをやったアーティストの一覧から、「彼ら」が外されていたらしいんですね。国立競技場でコンサートをやったことがあるのはこれまでにたった6組。その最初が「彼ら」だというのに。

 「彼女たち」は怒ってました。コンサートを行ったのはたった6組。そのうちの5組をフリップに書いているということは、調べたということ。調べたのなら、「彼ら」が最初だったのを見なかったわけはない…というわけですね。確かに…です。

 この話がつぶやかれたことで、「彼ら」に特に思い入れのないネット民を巻きこんで、「あんまりだ」「やっぱり忖度か」「テレビ局腐ってる」とまでいう話が広がり、大阪ローカルのその局は、ホームページと番組内で謝罪するまでになった。「単なるミス。他意はなかった」とのことだったようですが、「わかりました。他意はなくても忖度はあったわけですね」というのが、多くの、「彼女たち」の気持ちだったみたい。もう、痛い目見すぎてそういう風になるのはわかります。

 そのつぶやきの中で、古くから応援する「彼女たち」の使う「バッファ」ということばに出会ったんです。いや、正確には、この件に関してというよりは、2月から全国5カ所で開催。あともう一か所、福岡で4月に行われるという、3人によるファンミーティングにおいて、使われた銀テープを取ろうとして席を離れた人に押し倒されるような形でけがをされた、高齢の方があったという話について語られていた言葉でした。

 娘さんと一緒に行ってらっしゃったようで、その娘さんが憤りをつぶやかれていたのですが、それについて、「(「彼ら」がコンサートをやっていた時は)バッファをやったらえらいことだった。解散騒動後のファンの人も多いから、そのあたりのことがちゃんとできていないのでは」なんてつぶやきがあったんですね。

 その事故を受けて、主催者側は迅速にお詫びに伺って丁寧な謝罪をされたそうで、それを受けてお母様は、笑顔で「また行きます」と言って許されたそう(娘さんのつぶやきから)。早く回復されますようにと願うばかりなのですが、それについてのつぶやきの中の「バッファ」ってなんぞや? 

 バッファって、PCでは、「一時的に保存する領域」とかいう意味ですよね。でも、どうもそれとは違うみたい…ってことであれこれ前のを見てみると、「彼女たち」の間では、「(彼らに近づこうと)勝手に自分の席を移動すること」を指すようなんです。「彼ら」はとにかくこれをやられるのが嫌いで、やってしまったら、そちらを見ないし、その人たちには手も振らないんだそう。特に「上の二人」は、ちゃんと顔を覚えていて、他のとこでも、これをやらかしたファンをとんでもなく恐ろしい顔でやり過ごすのだとか。「そうやって、(彼らに)躾られて、ルールが出来たんだ」といっている人もいました。何より、そういう行為が事故につながるわけだし、コンサート自体を中止にせざるを得なくなる。これくらいの厳しさは必要なのかも。

 さっきの国立競技場でのコンサートの話に戻りますが、コンサートをやるについては、コンサートでの騒音やファンの行いのあれこれを心配して反対する声があったそうで、「彼ら」も「彼ら」のファンの方たちも、3年の時をかけて「よいコンサート」の実績を作り、国立での初のコンサートを許された…という経緯があったようなんですね。だから、「古くからのファン」の方たちにとってそのコンサートは、「彼ら」と一緒につかんだコンサートだった。それをないことにされたら、そりゃ哀しすぎるよねと私でも思うから、「彼女たち」が腹を立てても当然だなぁと思えたんです。まして、その番組には、そのコンサートの時にインタビューに来ていた某有名芸能レポーターがいたとなると余計にでしょう。

 25周年のファンミーティングの時、25年を支えてきてくれたファンの人をお見送りしたいと言った彼らは、上から反対されたとき、「僕らのファンは走りません」と断言し(切ない言葉ですよね…遠い目)、譲らなかったというのは、それが希望的観測などではなく、そうやって育ててきたルールがあり、「彼女たち」がそれに応えてくれると信じていたからなんでしようねぇ。

 今回のファンミーティングは、全体としては、3人の姿に涙し、幸せな時間だったとつぶやいている人が大半だし、「真ん中君」のブログによると、
 

 ずっとずっと言いたかったありがとうの言葉。。
 幸せ以外の不純物が一切含まれない、まさに笑顔しか生まない素敵な空間。
 こんなにも僕達を解放し、安心させてくれる場所があるなんて・・(なんて美文だ by hikari)
 

 …ということのようなので、たくさんはないことなのでしょうが、これから行く方たち、バッファはやめて、いっぱい楽しんで来て…と思うばかりです。いや。外野がいうのもなんなのですが…