桜が満開になった昨日。結構忙しく、お花見は次の日にしようと思っていたんですが、天気予報によると雨続きになるらしく、車窓からだけじゃなく、近場の満開の桜だけでもちゃんと見ておこうと、夕方、帰宅した足で出かけました。
今年の桜は、どちらでもあまりお天気に恵まれてないようですが、さらに出かけたのが夕方ということで、どんどん暗くなっていきます。幸い、雨は降りそうで降らない…という感じではあったんですけどね。
前にもアップしたことがあるけれど、ここの桜はほとんど手を入れられていません。なので、伸び放題。でも、ほったらかしなりの良さがあります。
しだれ桜はこれくらい。これなら、また来週も来てみようかな…なんて思いながら、とりあえず今日はさようなら。せっかく雨が大丈夫そうなので、少しそのあたりを歩いてみることにしました。
で、こんな子たちを撮ったり―。
何があったのか、一人(?)黄昏がれたまま動かないこの子を撮ったりしていたら、一羽の鳥がこちらに向けてどんどん進んでくるじゃないですか。
アップにしてみたらこんな子(調べてみると、これ「オオバン」という鳥のようですね)。そのままこちらに来るのかと思っていたら、途中でくるりとそれて草むらに…。やがて、出てきたこの子のあとには、大小さまざまな子が増えて、8羽連隊になっていました。お母さんのお迎えだったんですかね。
それでは、私も帰ろうかと思った時、道端の花が目に入りました。
これね。その時、腰が少し曲がった80代くらいのおばさまが、私の方に―。
「すいません」
「はい。何でしょう」(お役に立てれば、なんでもやりますの心境)。
「いや、すいません」
「何でしょう」(再び、そんなに恐縮されなくても、私何でもお手伝いしますから…の心境)。
「後ろのそれ、押させてください…」
おばさまが指さされた私のすぐ後ろには、「おしてください」の、信号のボタンがあったのでした。お邪魔でしたか…