コーヒーを飲みながらふと思う

  以前ここで、闘病していた父が「ナンプレ」(数独ともいう)を入院中によくやっていて、父が亡くなってから気まぐれに一度やって以来、新聞などで見かけると、必ず挑戦してみるようになった…という話をしたことがあります。

 ナンプレ、やってみたことありますか? 81の枠に、1~9の数字をルールに沿って当てはめていくこのゲーム、縦横の一つ列の中、そして、縦3つ横3つのグループの中で、そのマス目に収まる数字はひとつしかないんです。それを探していくわけですね。

 我が家の新聞のは、「初級・中級・上級」と三段階になってます。初級・中級は、ナンプレが載るときには必ずあるので、慣れもあってそう難しく感じないんだけど、(例外として、中級には、最初のうち「はっ?」と思うのも時にはあって、それが解けた時の気分は格別!なんだけど)、不定期で掲載される上級になると、解ける時と解けない時があるんですよね。というか、実はあんまり解けないんです、私。やっぱりあほ?…

 速攻でやっつけて、「おお。私は天才か?」と勘違いすることも数えるくらいはあるんだけど、たいていは迷い、止まってしまうんです。いくつかの、あてはまりそうな数字のどれが当てはまるのかわからない。でも、上級ナンプレを作る人って、そうとう意地悪だと思うのね。人がなかなかできないように作るんだもの。意地悪だとしか思えないじゃないですか~(…と、悔し紛れに言ってみる)。

 それはともかく、そうなると、潔くそこでやめるか、いくつかの候補のなかの数字を一か八かで当てはめてみて、そのまま続けてみるかの選択になりますよね(やり続けるときは、よほど暇か、ナンプレでなくても、あまり潔くない精神状態の時のような気もします)。

 無理からに続けてみると、そういう時にそのやり方で正解に行きつくのは実はごくまれなことです。途中で「これ、うまく行くんじゃないの?」と調子に乗る瞬間があっても、たいていは最後の最後で、数字がだぶって収まらなくなるんですよね

 そこにしか当てはまらない数字があるのに、それがわからない。もしかしたらうまくいくかと思ったのに、一つの数字が収まらない―。

 お昼過ぎ、コーヒーを飲みつつナンプレをやっていた時、ふと思ったんです。「あの子」は、上級ナンプレに挑戦していたのかもしれないな、って…。チャレンジしたい人だし…。

 そう思うと、本を(あるいは新聞を)閉じたのは、ごく最初だったのか、それとも、ほとんどをマス目を埋めてからだったのかは知る由もないけれど、こんな風に声をかけたい気がしたんです。「今度は、中級のをやってみて。それだって、けっこう歯ごたえがあるんだよ~」ってね(ええ、まず作品ナンプレ、お待ちしてます)。

何はともあれ、チュンサン、誕生日おめでとう


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