『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

素敵な可能性(少し編集しました)





去年買ったレモンの苗木に、花がついた。数えてみると10ヵ所くらい。1ヶ所にいくつか花が付いてるところもあるから、花の数としては、20くらいかも。去年は一ヶ所だけだったから、木が充実してきたということなのかもしれない。

1〜2年は実はつかないという話だった。去年一ヶ所だけついた花も、結局花のまま落ちてしまったし、これも花のまま落ちて、ちゃんと実にはならないのかもしれない。けど、水をやりながら「よく頑張ってるね」と声をかけて、ふと思った。

「1〜2年は実をつけないからね」と、この子(木〉が言ったんだろうか。そんなわけはない。多くはそんな風だということ。

だけど…。

「自然」に、不可能ということがあるのかな。どんなに気候がおかしくても、春になればその時期の花が咲く。

残酷な爆発のために、未来永劫草木も生えないだろうと言われた場所に、美しい青葉がさざめき、人が行く。

こんなにも、素敵な可能性があるだろうか。この子にも、素敵な可能性はある…かもしれないよね。

まっ。これもわたしが思うこと。君(木君)は君の都合でいけばいいよ。


春最中(さなか)。春は行く。ゴールデンウィークは今、折り返し地点かな。楽しい時間をお過ごし下さいね。