『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

せっかくのお月様が…

イメージ 1
                             『京都月光浴』




 仲秋の名月を超えて、まだ満月が見られるはずが、今夜は雲で月が見えず、明日は雨の予報…。

 残念なので、今夜のナイトキャップにこんな本を選びました。銀閣寺など京都の各所を、月の光だけで撮った写真集です。

 虫の声をBGMに、ゆっくりとページをめくっていると、まるでその場所で虫の声を聞いているような気持ちになってきます。それにしても、月の光だけでも結構明るさを感じる写真です。

 、前にも書いたことがあったかと思うんだけど、今は亡き水木しげるさんが、世の中が明るすぎるようになってから、人は妖怪を見なくなった…っていうようなことを書いてらっしゃいました。妖怪は遠慮しとくけど、月の明かりだけの時代の人たちが、ちょっとうらやましいと言うか、もしかしたら、情報も光も過多な私たちよりずっと、心も想像力も豊かだったかもしれませんね。








イメージ 2
                               こんなのも…。