『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

ニューフェイス到着!

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 少し涼しかったので、裏庭の、(前に話した修学院離宮からいただいてきたもみじの種から育てた)高さ1メートル30くらいのモミジと、これも30センチに満たない苗から育てた2メートル余りの利休梅の剪定をしてやりました。ここは私の遊び場なので、好き勝手にやれるんです。

 本格的な選定ではなく、今回の目的は木の隅々にまで光が当たるようにしてやること(これ、ネットで調べたんですよね)。

 とくに時間をかけたのは、モミジです。枝が二重三重になっているところを、中心となる枝を残して剪定して取り払い、葉が込みすぎているところを薄くして…って延々とやってたら、表の枯山水の庭をお世話になっている庭師さんの棟梁さんが、以前やってくれたみたいに薄~くなりました(それでも、秋までにはすっかり緑の葉におおわれるんですけどね…)。

 これを剪定しようとして、この辺が邪魔だな~と、私は最初「点」で処理しようとしていたんです。それがどうもうまくいかなくて、葉がこういう流れになるようにと「面」で処理するようにしてみたんだけど、やっぱりうまくいかなかったんですね。

 で、ネットで情報を得て剪定してみたら、以前、教えてもらうつもりだったのに、私が友達との電話をしているあいだに棟梁が仕上げてくれてた剪定が、「点」でも「面」でもなく、「骨組み」でしてあったんだということにようやく気が付いたんです。棟梁、さすがプロです!

そんなことに感心しながら剪定を終え、冷え冷えのコーヒーを飲んでいたら、夕方わくわくして待っていたニューフェイスが到着しました。7匹の鈴虫君達です。

わが家は、母の実家から鈴虫をもらってきてから10数年、孵化させて飼い続けていたのですが、父が亡くなって一部改築したりしたころに途絶えてしまっていました。この時期になると、その声が恋しくてね…。かといって、自然のを捕まえられるわけもなく…。で、思い切ってネットで注文してみたんです。

長旅をしてきた鈴虫たちは、到着してすぐは鳴いていたのですが、鈴虫の餌となすをやったらえらくおとなしくなってしまいました(経験的に、これがいちばんの好物だと知ってます…^^v)。満腹では鳴かないのかなぁ(これは知らない)。それとも、生まれて初めての長旅の疲れか、時差ボケのようなものなのでしょうか。まっ、とりあえずは元気そうです。

この鈴虫の声、外国の方には騒音にしか聞こえないこともあると何かで読んだことがありますが、「あの子」は、どうなんでしょうね。「いい声だな~♪」と思ってくれる人なんでしょうか。





(鈴虫たちに気を取られている間に暗くなってしまったので、とりあえずこの画像にしました…^^;)。