『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

’11の最後のトマトな話

イメージ 1

イメージ 2

昨日(9日)は初雪がふりました。例年からすると、随分遅い初雪です。

その雪の予報を前にして、赤くなるまでもう少しの実を取り入れ、トマトの後片付けをすることにしました。小さな一粒の種が、こんなにしっかりした太い木(というか、枝にというか)になるんだなと、今年は何故か妙に感慨深かったんですよね。それにつけても、今年も最後の実を枝についたまましっかり熟れさせてやれなかった…(T_T)。せっかく育ててやるのなら、いちばんいい時期に成長させてやりたいのに…。

話は少しずれますが、ご近所さんに毎年パンジーとビオラの苗をいただくんです。それも、お店に苗が並ぶか並ばないかの、わりとはやい時期に。このご近所さん、定年退職されてから、早い時期に立派な苗を作って、ご近所に配るのを楽しみにしているという方なんですね。

何でお店で十分売れる感じの苗を、そんな時期に作れるのか、ずっと不思議だったんです。だって、「これくらいの気温になってから種を撒くように」と書かれているのに従って種を植えると、どうしてもその時期にそんなに立派な苗にはならないんですよね。よほど私がダメダメなのかと、実はちょっといじけてたんです。

その理由が、今回わかりました。というか、母は元から知っていたんです。その方は、せっかく作るならと、業者さんさながらの設備を整えてらっしゃるそうなんです。だから、早い時期に成長させてやれるんですね(せっかくの設備に少しだけ作るのもアホらしいからと、ハウスいっぱいの苗を作られてるんですって。それであちこち配ってくださってたんですね)。

そんなこんなでわかったのは、ふつ~に種を植えていたのでは、やっぱりあの時期にそんなには成長しないということ。種から育てるのは、技術的にそう難しいわけでもないパンジーやビオラさえ、これです。それから実をとろうとするトマトは、もっと時期が大事になりますから、私が植えていた時期と環境では「遅すぎる」ということ。それがもうひとつわかったことでした。

で、私決めました。来年は苗を買います! 立派にしてもらった苗から育ててやることにします。そしたら、最後の実までしっかり熟れさせてやれると思うから…。

学び悟るまで、三年もかかってる。まっ、私でもそれなりに作れるというのがわかったのは成果ですよね。コツはつかんだし…って、誰も誉めてくれないから、取りあえず自画自賛しとこう…(^_^;)