『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

本当に寄付がしたいなら

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もしかしたら、どれが正解でどれが不正解なんてなくて、それぞれのやり方で正解なのかもしれないとも思うけど、寄付のあり方でこんな話を拾いました。

本当に寄付をしたいなら、そのお金の行き先や使われ方にまで心を配るべきだ…というんです。自分が一生懸命稼いだお金に、本当に役に立ってほしいから…。

未曾有の出来事があった今年、せっかくの善意のお金が、すぐにも届いてほしい皆さんに、いつまでも届かないなんてことがありましたよね(あれは、あの後ちゃんとみんな届いたんだろうか)。

そんな中で、内閣府の人に、もて余しぎみに(?)「何故か物資にこだわっている」と言われたらしい(笑)人がいました。

その人のお金は春のわりと早いうちに、医療巡回車となって福島を走り(そろそろ2万キロを超えるらしいですね)、敷き毛布やお水となった分も、皆さんの所にちゃんと届いていたらしい。

その話を聞いたとき、「ああ。なるほど」と思いました。「彼」はお金のままでは迅速には動かないっていうことを知っていたんだな~って。だからこそ、物資にこだわり、それもどこかの団体とかじゃなくて、いきなり内閣の方に…なんですよね。

本当に寄付をしたいなら…という話を拾ったとき、彼のこの行動を再び思いました。見事に寄付してる。ちゃんと心を通わせて……。

大した蓄えもない一個人としては、使われ方にまであれこれ言える立場ではないから、せめてお金の方にと、「役に立っておいで」と言い聞かせながら、歳末助け合いに寄付したのでした(チャリン…)