遷宮:出雲大社参り~その1〈今日はガイドのつもりで〉(加写真あり)

さて、あなたは出雲大社にいらしたことがありますか? いらしたことがあるなら、今日の部分はたいして役に立たないかもしれません。今日はね、個人で、もしくは小グループで出雲大社にいらっしゃる方とご一緒するつもりで書く記事ですから…(ジモティ―でもない私がこういう話をするのもなんですけど)。
 
遠くから来られた場合、車や空路でという場合もあるでしょうが、多くは、長距離バスも発着するJR出雲市駅前が、出雲での起点になるんじゃないでしょうか。ここから大社へは、バスかタクシーか、すぐそばに出雲市駅のある一畑電鉄(途中乗換有)で、ということになります。まっ、安くあがって乗り換えもないのは、バスです。それだと、大体25分くらいのようですから、タクシーだと10数分くらいでしょうか。いつかお話しした、神有月に八百万の神様がやってこられる稲佐の浜に寄っていきたいと思われたら、もう少しかかりますね。ただ、そこまで行ったら、出雲大社はもうすぐですよ(ちなみに、大社への路線バスはそこは通りません)。
 
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さて、大社でのバス停は、門前の通りの途中にある「電鉄大社前駅」と、「正門前」、そして、「出雲大社」。この3つです。「電鉄大社前駅」は、さっき言った一畑電鉄での最寄駅になり、バス停はその前にあるんですね。この駅は、もちろん手は入れてあるんですけど、83年前の古い駅舎を使っています。駅舎の雰囲気も、当時からのステンドグラスもレトロで素敵なんですよ。そうそう。このステンドグラスからの光を好きな人と浴びると、結ばれる…とかという話があるそうなんですが、私としては、そういうエピソードもありますかね、という程度の感じです。
 
 
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以前、光がベンチに注いでいる写真を撮ったんですが、どこにあるのか見つかりません。
 
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PM0:00 やっと見つけました。かなり前の写真です。今はこれよりずっと小奇麗ですよ。
 
 ここで降りると、出雲そばのお店など、いろんなお店を眺めながら、正門に向かうことになります。「正門前」のバス停は、正門に向かっていうと、正門より少し左寄りにあります(確かめてきました…^^)。そして、最後の「出雲大社」は、そこからさらに左に進み、駐車場の方へ。拝殿ではなく、神楽殿(これが拝殿かと勘違いしないように!)の方から入っていくことになるんですね。
 
一番楽ちんなのは、「出雲大社」のバス停です。団体さんは、まずここからになると思います。それに、足がご不自由だったり、年配の方がご一緒だったりする場合はこちらがいいと思いますが、私は「正門前」からをお勧めします。一畑電鉄の駅に行ってみたければ、そのあとで行かれたらいいし、ぜひ大社の神様にお参りを…と思われて来られたなら、正門から始めませんか?
 
たぶん、バスを降りられたら、まず正門前で鳥居を仰がれるでしょうね。ああ。ここか~って。で、おもむろに「出雲大社」の石碑の前で写真を撮ったりしてから、わずかな石段をあがられることでしょう。
 
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まずは鳥居の前で一礼。その神域に入りましょうか。大社では、その一礼をする方をあまり見かけません。でも、正しくはそれ…という記述を見ることは、やはりここでもよくあります。そうめったにお会いしない神様でしたら、一回や二回のご挨拶くらい…なんのことはないですよね。
 
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出雲大社の長い参道は、私がこれまでに他では出会ったことのない、珍しいつくりになっています。つくり…というか、少し下りの道を行き、今度は少し上がり…というようになっているんです。急な坂ではないですから、しんどいんじゃないか…なんて心配はいりません。距離も少しありますが、周りの景色を楽しみながらすんなり行けると思います。
 
 
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下りの道を進んでいくと、松並木に入る少し前の右手に、小さなお社が見えてきます。これ、「祓社(はらいのやしろ)」というのだそうです。大社の神様にお会いする前に、ここまでの穢れを落としていくところだそうで…。確か(伊勢)神宮にも、名前は違うけれど、手水舎より前にこの祓社とおなじような役目をする場所がありましたよね? お参りする前に身を清め、心をまっすぐにして、神様と向かい合うための準備をする。そんな場所が…。
 
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こんなことをいっておいてから何なんですが、実はつい最近まで、私はここがそういうところだとは知りませんでした。子供のころからなので、特に名前を意識することもなく、さらに何を思うこともなく、「おじゃましま~す」って感じでご挨拶して、参道を進んでいたんですね。それが、「祓社」という名を持っていると知ったのは、伊勢神宮と出雲大社の遷宮を扱った本を読んだからです。何と、今年に入ってからのことなんですよね。
 
今回、ここで驚いたことがありました。確かにそこを行き交う方は普段より多かったのですが、いつもなら、お正月でも(わが家が行くときには)2~3組お会いする程度のそのお社の前に、何と列ができてたんです。それも、これまでに見たことのない、若い人の列です。たぶん、「この祓社には必ず参りましょう。大社でのお参りは、ここから始まります」的な文章を読んでこられた方でしょう。私は凝りもせず、「おじゃましま~す。どうぞよしなに~」とご挨拶させていただいて、前に進みました。えっ? もうちょっとちゃんとごあいさつしたいですか? いいですよ。どうぞ、どうぞ。私はここで待ってますから…。