原作への誘い

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前世というものが、実際にあるのかないのか…。確実にある…とは言えません。

「そうそう。500年前の私ってこれこれこうだったのよね~」と、思い込みじゃなく、ほんとにリアルに言える人ってそうはいないと思うし…(全人類にリサーチしたわけではないから、「そうはいないと思う」です)。

ただし、ひょんなときに、突然「これはどうも自分らしい」と感じる風景が見えたり、どう考えてもはじめての経験なのに、「これ前にあったぞ」と感じたりして、不思議に思うことがあるのは何なんでしょうね。

初めてのソウルで、知らないはずの道が、「こっちよね、ほら。やっぱりこっちだ」と、駆け出さんばかりの勢いでわかったのも、そんな感じでした(前にも言ったけど、私には、あちらにルーツはありません)。

埃を被ったワインの瓶が整然とならんだワイン蔵の写真が異様に好きで、家でしょっちゅうそれが収められたフランスの写真集を見ていた変な子供だったりし(これも、もちろんそれまで行ったことはありませんでしたし、自慢じゃないけど、今でも私はほとんど飲めません)。

まっ、大抵はほっとけばいい…というより、ほっとくしかないわけですが、時には後でそれにピッタリ収まるような出来事に出会うこともあって、実は私もドラマの原作者のように検証を試みたこともあるんです。 何にしても、圧倒的にデータが少なすぎますから、中途半端に終わっているんですけどね。

その中途半端さが気持ち悪くて、それが何なのかはっきりさせたいという想いがいちばんにあります。もしそれが自分の前世なら、今それがわかるように何かが起こったのは何故なのかを知りたいとも思う。それが二つ目。 そして、何の意味もないとわかれば、それはそれでいいとも思うんですよね。

ただ、何かのアクションを起こすことになるとしても、「ものにはタイミングというものがあるのかもしれない」と思ったときから、その気持ち悪さをすぐにも何とかしたいと言う気持ちは、少し収まっていますけど。

そんなやつだから、この原作に異様にハマったのかもしれません。 ただ、そうでなくても、結果的にわくわくする謎解きをしていくことになるこの本は、とても面白いです。ドラマ→原作本という流れならベストだったかもしれないな。

ドラマ「フィレンツェ・ラビリンス」を見て、原作を読んでみたいと思われた方に、是非に~とお勧めしたいと思います。