『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

世界砂像フェスティバル(本題^^;)

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 私がそのフェスティバルに出掛けたのは、夕方のことでした。たまたまテレビのローカルニュースで見た夜のライトアップの光景が素敵だったので、夕方から行って、暗くなるまでいれば、昼間の顔と夜の顔の両方が見られると思ったからです。

 高速代1000円の影響からか、GW中はとんでもない人出で、交通渋滞がひどく、かなり不満が出ていたと聞いていたので、ある程度覚悟して出掛けたのですが、人出は驚くほど少なくて、とてもスムーズ。フードコートの人たちもかなり暇そうです。定番の焼きそばとかだけじゃなく、トルコ料理とか、いろいろあるんですけどね…。

 2日目に出掛けた従姉からは、「あんまり人が多くて、お腹に入れられるものが買えるところを探せないどころか、座るところさえなかった」と報告を受けていたので、暮れていく空を、そう人通りを気にせずにしばらくベンチに座って眺めていられたことが、何だか不思議でした。

 そういえば、観光客の方もいらしたようですが、聞こえてくるのも地元の言葉が多かったような…。(翌日お昼過ぎにそこを通りがかったら、その時には長い列…@@;。平日夕方からは、ねらい目…だということですね)。

 入ってまず目に入ったのは、フェスティバルのウェルカム像(一枚目のヤツ)。これは、左は因幡の白ウサギ…ですね。右の蛇は、砂丘近くの多鯰ヶ島(たねがしま)のお種伝説(ここにお種さんという不幸な女の人が身を投げ、この池の主になったというお話)を著したもののようです。ここから入ったところがグルメコーナーや各国の特産物を売るコーナーになっていて、そのあとこっから砂像の登場ですよ~という表示の後、いよいよ砂像とご対面です。

 実は、数日前に少しだけ降った雨の影響なのか、高い鼻が欠けてる砂像もあって、少し残念でした。大半は頂いたパンフレットにある写真と大差なく、それぞれなかなかに見事なものだったので不満はなかったんですけど…。

 一番手に登場するのは、『夢をかなえるゾウ』でおなじみインドの作家さんのガネーシャの家族の像です。このガネーシャの像の可愛かったこと…^^。そして、この前のコンテスト1位の像や、観音様を拝む少女の像…とかを過ぎ、一番向こうにシンボル砂像の中世のお城が…(最初の日にアップした画像が、そのライトアップされたものです)。

 暮れていく中でその像をしばらく眺め、振り向いてみれば、その像たちの並びはまるで小さなピラミッドが並ぶよう。暮れてライトアップされたその姿を見ていると、「お~~!」とか、思わず小さく声を上げてしまったりして…^^;。夕方から夜。やっぱりお勧めです^^v。

 ひとつ難を言えば、正直に言って、意外に狭い範囲と思ったこともあって、入場料1300円は高いな~と感じたこと。おそらく、採算が取れると思っていた来場者の数から割り出した金額なのでしょうが、この入場料は、ふたたび開催されるとすればちと考えないと…^^;。実は、この秋にも鳥取砂丘では砂像の展示があるのですが、これとはかなり規模が違うとしても、そちらの入場料は300円だそうですから…ね。

 もしお近くで、これから行って見ようかな~と思っていらっしゃる方があったら、公共の交通機関での来場をお勧めします。最寄の福部駅からも行けるようですが、JRでの乗り換えを考えると、私のお勧めは、鳥取駅から砂丘まで路線バスで行き(休日は、鳥取駅からも直通のバスが出るようです)、そこからシャトルバスで…というルート(砂丘の駐車場まで車で行ってしまうのもいいんですが、休日にはこれはお勧めできません)。夕方だと、砂丘の夕日も少し見られたりするので、運転を気にせずそういうのもぼ~っと楽しんでもらえばな…なんて思ったりします。ちなみに、会期は今月31日までです。