『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

おごれるものは…

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このタイトルは、画像の人のことではないですからね~ということをまずはお伝えして話を始めます。

さて、今日のお話の主人公は、私が子供の頃から、「この人やだ~」と理由もなく感じていた遠縁のおじさんです。ただ、これまではっきりわかる実害がなかったので、相手がどうでも近づかなきゃいいんだわ~と、道で行き会えば挨拶程度の関係をつづけてきたんです。まっ、これからもそうするつもりではありますが…。

この間、親戚の告別式があったことをちらりとお話しましたが、実はその時に、思いがけないことがわかったんです。心不全で亡くなったその方の急死に関わることで、そのおじさんの「悪事」がバレたんです。それが何と!我が家に関することでだったんですね。

それを知って、母は怒りました。時々起こるわけのわからない不愉快な出来事が、その人の作為では?と薄々感じていたのに、「確かじゃないことに怒ってるのは、つまんないし、アホだ」と再三私に言われ続け、一応気持ちを納めてはいたものの、内心ずっとそのわだかまりを持ち続けていたことが、本当だったわけですから余計にです。

話が少しずれますが、人が怒るのは、自分の中に「なんだかのこだわり」があるからだと私は思っています。自分の生活が面白くなくて、他に苛立ちの矛先を向けるという場合もあるでしょうが、どちらにしても、怒る側の状況に「何かの問題」があるのは間違いないと思うんですね(だから、何かにすご~く腹が立ったとき、「私は今、あんまりいい精神状態にないんだな~」と思ったりするんです)。

たとえ相手の悪意を感じたとしても、自分が怖いくらいハッピーだったり、楽しくてしょうがないときなら、そんなこと気にならないでしょ? たとえば、想像してみてください。この前の記事の「あの子」が目の前にいて、二人だけでめちゃんこ楽しい時間を過ごしているとしたら、一人のアホ(口が悪い?…^^;)が何を言おうが何をしようが、どうでもいいでしょ? 楽しい方が勝つもん。心にわだかまりをもっていることを含めて、そうじゃないから怒る。そういう図式だと思うんですね。

さて、そんなこんなで話を元に戻します。その一件で「やっぱりか!」と爆発した母ですが、意外にもすぐに割りきりました。たった一言我が家で叫んだだけで。「ざまあみろだわ!」

実は、我が家に対するその悪事に母以上に憤慨したのは、その方の周辺にいる方達でした。「相手が知らないのをいいことに、人をバカにするのもほどがある」と言ってね。

結局、あちこちでやらかしてたみたいなんですよ、そのおじさん。これまで表立たないように裏で手を回していたので、尻尾を掴まれなかっただけで。「hikari家のあれがそうなら、うちのあれだって、きっとその仕業だ」、という話になったみたいです。母とおんなじような気持ちでいた方が沢山いらしたってことが、今回初めてわかりました。

実際に我が家から責められたわけではないので、本人さんの自覚はまだないようですが、周囲では「もうまともに相手をしないことにしよう」という感じで、完全に「一人アウェイ」状態になっています。

その出来事で、「ああ、そういう事なんだな」と思いました。「したことは必ず、思いがけない方向から自分に返ってくる」っていうのは、ホントなんだなって。良いことは、良きように。そうじゃないことは、そのように帰ってくるんだなって…。目の前で見せられると、ほんと説得力がありますね。

ドンくさくても、不器用でもいいいよね。まっすぐ行こう。改めて、そう思いました。