『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

Message! to Asiaイベント(その1)

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 去年から置きっぱなしにしていた昨年12月14日のお話です。ちょっと遅くなりましたが、そして、そのことに興味のある方はそのイベントの流れや内容はご存知だと思うので、そのあたりのことは省きつつ書いてみようと思います。

 その日は、わかる人にはわかるイベントがあった日(…って、見ればわかりますよね…^^;)。どうも、わりと後ろ目の席だなと踏んでいた私は、これまでの経験のあれこれから、最初から「今回はイベントとして楽しみに行きますから~」と宣言して出かけました(誰にじゃ…ーー;)。

 ホテルから近いJR水道橋駅東口の方から入っていくと、ホールの前にいきなり赤い車が…。帰りにはかなりの人だかりでしたが、そのときは4~5人くらいの方しかいらっしゃらなかったので、「何じゃこれは…」と思いながら、車の後ろ側から手にしていた携帯で何気なくパチリ。で、今度は触れられるくらいのところに立って、興味がないながらに、「お金がかかってそうだわね~」としばらく眺めた後、指定されたゲートに向かいます(これ、オークションに出されたガクトさんの愛車だったんですね。絨毯がひいてあったことから展示物だとは思いましたし、たぶん何だかの表示もしてあったのでしょうが、まさかこれがオークションに出されるものだとは思いもしない私は、車ばかりを眺めていました)。

 さて、席についた私はびっくり! 全体が見渡せる上に、ステージも見やすいんです。ひょっとしたら、近さというのではなく見やすさという点では、これまでで一番だったかもしれない。

 こういう席好きなんですよね。地元のホールでも、私はこんな風に見える2階席3階席をわざと選んだりします(もちろんこれよりは近いですが)。そのアーティストの熱烈なファンの方は、とにかく近くで…と思われるのだと思うのですが、こういう席のほうが見やすいし、聞きやすい=楽しみやすいと思っているからなんです。

 意外や意外。イベントを楽しむには、いい席じゃないの~^^と思いました。ただし、思いがけないことがありました。いえ、ここではこういうことの方が当たり前というか、多いというのはネットで読んではいましたが、スタンドとの間を仕切るネットがあったんです。それは、ここでの前のイベントでは見ていないものでした。

 これをはずし、また設置するのには、1000万に近いくらいの費用がかかる…という話も知ってはいました。それだけに、これまでのイベントが、チケット代から考えてもどれくらい良心的で、恵まれたものであったかということもわかっていたのですが、それが今回はあるんだというのに、ちょっと思ったことがありました。

 このイベントはチャリティーイベントであり、出演者にも当然出演料はなし。ネットをはずすようなお金があるなら、それを寄付にまわしたいということなのだと理解しましたが、多分「ご本人」にはそれは本意ではなかっただろうな、ということです。それと同時に、たぶんその内容でもそうだろう…と、イベントを楽しみに来たといいながらも、ちょっと大げさないいかたをすれば、私なりに覚悟したんですよね、このあたりで…(ある意味では、それは杞憂になりましたが)。

 そんなことを思いながら辺りを見回すと、私の周りはわりと年齢がさまざまで、どう見ても違うなぁ(笑)と思うタイプの方や、若いカップルの姿が。始まるまでやたらキャピキャピしてるし、その前の年にあった2つのイベントの最初の方の時に出会った、自分の好きな人ではない人をけなしたり、当たりかまわずの応援をされたいやな思い出がふっとよぎったのですが、実は、今回これがむしろ思いがけないことばを聞かせてくれることになったんですから、おもしろいものですよね。