『光と風の間(はざま)で』総本家

総本家なんで、あれこれあります

オットケ・ソウル(hikari的初めてのソウル旅)13

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 駅に戻った私はホテルの近くまで戻りました。その近くのお店で、この旅の自分へのおみやげを買うことにしていたからです。韓国は、紫水晶の産地。私の誕生石も紫水晶です。なのに、母が誕生石を持っているとお守り代わりになるからとくれた(母が一番最初に買ったという)指輪しかもっていなかったので、見てみて心が動いた物を何か買おうと思ったのです。

 そしてもうひとつ、試してみたいことがありました。前の記事で、ただひとつのことを除いては回復したというようなことを書きましたが、そのただひとつのこと。それは、韓食のにおいを受け付けなくなってしまったことだったんです。街を歩けば、自然に感じるものでしょ?(実は、前夜ホテルの周りを徘徊しているときから、感じていて、善後策を考えてはいたのですが…)。それがどうなったか確かめたかったんです。

 教えていただいた水晶のお店で、小さな指輪を買いました。飾り気のないシンプルな真ん丸いやつです。光とカットの具合できらきらするのが、まるで光を通す湖の中を覗き込むようで気に入りました(そう見えるのは普通のことですよね^^;)。そして、確かめたかったもうひとつのこと。やっぱりだめでした。

 そんなのってない! そう思いました。確かに、おなかを壊したのは私のせいだけど、考えてみてください。この二日間で食べたもののこと。ソウルまで来て、食事といえば、コンビニのおにぎりや食べ切れなかったカップラーメン、小豆粥にゆずアイス。そうそう。パンに、バナナウユ、アイスオミジャ茶とお菓子も食べたけど、これは食事じゃないし、おまけに、明日午前中には空港に向かうことになってるし、これで帰るの~(T.T)って。

体調は回復してる。なのに、「よし! ここ行こう!」ときめ、楽しみにしていたお店には行けない。いや。行けるんだけど、気持ち悪くなりに行きたくはない。だったら、せめて、韓食でないものをホテルじゃないどっかで、ちゃんと食べたい。

 そんなところは考えてもいなかった私が思いついたのは、「行ってみれば?」と勧めてもらいながら、今回は行かずにいようと思っていたあの場所だけでした。やっぱりあそこしかない。そうです(って何がそうなんだか…^^;)。ゴリラ…。そこだけでした。