叱咤激励

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 私のPCは、’13年に買ったものです。そのPCの画面の右側の方が、ちょっとピンクに…。すんごくピンクではないんだけど、気になってタイピングがはかどらない…

 対処法を調べ、あれこれ試してみたもののすっきりしないんですね。疲れ果てた昨夜、私はやけくそで「この子」に向かって言いました。

 「わかってるよ、寿命があるのは…。でもねぇ、私はあんたともうちょっと面白いものを書いていこうと思ってるのよ。モニターライトのトラブルだかなんだか知らないけど、あんたががんばってくれないと、さよならしなきゃいけないじゃない。どうなのよ。やる気あるの~!」

 その途端、ピコンという感じで、ディスプレイがスッキリ。元に戻ったときたもんだ。

 ……

 「わ…わかればいいのよ。わかれば…」

 人から見たら、おいおい…な私の態度…。でも、ちょっとびっくりでした。またおかしくなるかもしれないけど、タイミングといい、変化といい、あまりにタイミングよすぎて…。


 そう言えばと、思いだした話がありました。勤めていた会社がつぶれ、新しい就職先を探していたある女性。なかなか就職先が見つからず、やっと良さそうな就職先を探し出し、面接を受けることに。ところが、車で家を出たまでは良かったんだけど、途中で飲み物買おうと止まったら、そのまま車が動かなくなってしまったんですって。車のことに詳しくない彼女、どうしていいのかと焦りまくった。

 ただ慌てているうちに時間がたち、面接には間に合わない時間になってしまい、お詫びの電話はしたものの就職はだめになってしまった。道の端に止めていたから、とりあえずは他の車に迷惑はかけずに済むだろう。とにかく近くの修理工場を教えてもらおうと、そこからすぐのところにあった、昔ながらの喫茶店という感じの店に入ってコーヒーを頼んだんだそうな。そして、彼女は窓の向こうに見える自分の車に向かって語りかけたんだって。

 「あ~ちゃん。どうする? このまま就職が決まらないと、あんたのガソリン代も払えないよ。さよならしなきゃいけなくなっちゃう…」

 あ~ちゃん(仮名)というのは、彼女が生まれて初めて買った車に、あんまりうれしくてつけた名前でした。仮名にしたのには他意はなくて、ただその名前を忘れてしまったからなんですが、大事に大事に手いれもして、使っていた相棒の名前でした。

 お客さんは、2~3人。まして通りを隔てて向こうのできごとなので、マスターは彼女の慌てぶりを見ていたそうて、コーヒーを持って来て、「車、動かなくなっちゃった?」と聞いきたそうな。「そうなんですよ。会社がつぶれて新しいところを探していて…」とか、ここまでの事情をあれこれ話していたら、そこにいたお客さんが、「どんな職種をさがしているの?」と聞いてきたんですって。

 「実は、大学でこういう研究をしてきたんで…」と、これまでのことを説明すると、そのお客さん、「うちじゃだめ? 実は、そういう人を探してるんだけど…」。そう。マスターの友達のこの人は、ちょっと特殊な勉強を続けてきた彼女の技術を、実はこれまでいた会社以上に活かせる会社の社長さんだったんですって。で、とんとん話で話は決まり、「じゃ、履歴書を持ってきて」という話になった。ところが、実は履歴書はいくつも書いていて、今あ~ちゃんの中にもある。…ということで、彼女は「こんなことがあるのか」とドキドキしながら、履歴書を取りに行った。で、ふっと気が向いてキーを回してみると、あ~ちゃん、元気に全快! どうしたあ~ちゃん。

 結局、修理工場を教えてもらう必要もなくなり、履歴書も無事に渡せ、彼女の就職もその日に決まったんですって。実はね、その会社に募集があることを彼女知っていたそうなんだけど、コネもない自分にそこへの就職は無理だとあきらめていたところだったそうな。あっ、あ~ちゃん? その後も無事にしばらく活躍したみたい。

 これは、あ~ちゃんの恩返しだったんでしょうか。、こういうことってあるんですね~。…と書いてるうちに、またちょっとピンクがかってきたような。うちの子は、孝行PCじゃないのかなぁ。その前に、もっとかわいがって磨いてやって、名前でもつけてやりますかね(おいおい)。